Google Chromeをさらに高速化する圧縮アルゴリズム「Brotli」まもなく実装

By Roger Casas-Alatriste

Googleは2015年9月にインターネット用の新しい圧縮アルゴリズム「Brotli」をオープンソースで発表していましたが、Google ChromeにBrotliの実装が予定されていることが判明しました。


GoogleのウェブパフォーマンスエンジニアであるIlya Grigorik氏がGoogle+で、新しい圧縮アルゴリズム「Brotli」がChromeに実装される旨を投稿しました。Grigorik氏によると、次のメジャーアップデートである「Google Chrome 49」で実装する予定です。

BrotliはGoogleが2年前に公開した圧縮アルゴリズム「Zopfli」のフィードバックを生かして開発された新しい圧縮アルゴリズムですが、Deflateと互換性のあったZopfliとは異なり、Brotliは全く新しいデータ形式が採用されています。

その結果、圧縮率がZopfliに比べて20%~26%向上しており、Brotliが実装されることで、ウェブ上で表示されるデータを効果的に圧縮して高速化できるようになります。圧縮サイズが小さくなるため、特にモバイルユーザーのデータ転送量やバッテリー消費量の減少が期待できるとのこと。

インターネット用の新しい圧縮アルゴリズム、Brotli のご紹介 - Google Developers Japan
http://googledevjp.blogspot.jp/2015/11/brotli.html

なお、Firefoxも次のメジャーアップデートである「Firefox 44」でBrotliの実装を予定していることが、Mozillaの開発者のブログで明かされています。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse_log