NASAの技術者ならスター・ウォーズのデス・スターをどうやって作るのか?

いよいよ新3部作の第1弾「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の公開が間近に迫り、世界中のスター・ウォーズファンが浮き足立つ中、NASAの現役技術者が自信のスター・ウォーズ愛をそのままに、宇宙要塞「デス・スター」を宇宙で作るにはどうしたらよいかを考察したムービーが公開されています。
How to Build a Death Star According to a NASA Engineer - YouTube

「初めてスターウォーズを見たのは1977年でした」と語り始めるのは、NASAのチーフエンジニアのブライアン・ミューアヘッド氏。

ミューアヘッド氏のお気に入りシーンは、エピソード4のオープニング。スター・デストロイヤーの巨大さに感銘を受けたとのこと。

それと同時に、「どんな文明社会がこのような巨大な宇宙船を作り上げたのだろう」「どうやればこの宇宙船を作ることができるだろうか?」という疑問が頭に浮かんだそうです。

「デス・スターを作るとしましょう……」と、NASAの技術者なら宇宙要塞デス・スターをどう作るのかを考察し始めます。

巨大なデス・スターを惑星から打ち上げるのは不可能なので、宇宙空間で作る必要があります。そこで大切になってくるのが「小惑星」とのこと。

鉄や水や有機物など必要なものはすべて小惑星から採取できます。

小惑星から得た金属などで巨大なデス・スターを宇宙空間で作るというわけです。

小惑星の地表面からサンプルをゲットして……

月の軌道に乗せて運びます。

漂う小惑星にぶつかることなくサンプルを回収することはなかなか難しそう。

ミューアヘッド氏の話はデス・スターの建造法に続いて宇宙船に展開。宇宙空間を高速で飛行するのに鍵となるのが「イオンエンジン」だとのこと。

ミレニアム・ファルコンなどスター・ウォーズに登場する乗り物にはとてつもない機動力が必要です。

きっと動力源は核融合だろうとミューアヘッド氏は予想しています。

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