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家電や自動車などのリアル機器を連携・操作してSF生活を現実にするアプリ「Reality Editor」がApp Storeに登場


ウェブサービスを連携するサービス「IFTTT」を使えば、「翌日の天気が雨の時はGmailにメールを送る」などの動作を実現することができます。IFTTTではウェブサービスと一部のIoT機器を連携させることも可能ですが、照明・エアコン・自動車のシステムなどのIoT機器同士を連携させて、「オフィスを出たら室内の照明を切って自動車のエアコンをオンにする」のような操作を可能にしてしまった、現実世界のIFTTTとも呼べるMIT research開発のARアプリ「Reality Editor」がApp Storeに登場しています。

REALITY EDITOR
http://www.realityeditor.org/

Reality Editor on the App Store
https://itunes.apple.com/us/app/reality-editor/id997820179

Reality Editorアプリのカメラで、オフィスのデスクに設置してあるデスクトップライトを撮影。


撮影した写真にはランプのアイコンが表示されており、指でタッチすると……


デスクトップライトに触れることなく、ライトを点灯させることができました。


Reality EditorはIoTデバイスをコントロールするために開発されたVRアプリで、ムービーではスマートデバイスに貼り付けた専用のバーコードを認識して操作できるようになります。例えば「スマートオフィスチェア」にバーコードを貼っておくと……


スマートフォンのReality Editorアプリを通して見ることで、「スマートオフィスチェア」がリアルタイムで収集しているユーザーの心拍数などの計測データを表示できるわけです。


さらに、クルクル回す「スマート調節ノブ」を撮影すると、2つの丸いボタンが表示されました。


「Knob Value(ノブの値)」と書かれたボタンから指でスライドしつつ、カメラを動かしていき……


さっきのデスクトップライトをカメラで映します。すると同様に丸いボタンが表示されるので、ノブから持ってきた仮想ラインを接続する感覚でドッキング。


2つの機器を接続した後にノブをクルクル回すと、なんとデスクトップライトの調光が可能になり、スマートフォンの画面ではライトの値が「100」からノブの回転に反応して低下しているのがわかります。単体のIoT機器をコントロールするのではなく、メーカーや目的の異なる複数のIoT機器を自分好みに動作するように再プログラミングできてしまうわけです。


同じく、「スマート調節ノブ」からスマートオフィスチェアに接続すると、「ノブの回転」を「リクライニング角度」に当てはめて操作できるようになります。引っぱってくる仮想ラインを接続する場所を変えれば、スマートオフィスチェアが持つ各機能に連携させることが可能。


つまり、ウェブサービスを連携させるIFTTTを現実世界にあるスマート機器で実現してしまったようなアプリとなっており、その使い方はユーザーのアイデア次第。オフィスを出るだけで、ライトや空調が勝手に消えるように連携させておいたり……


オフィスを出ると自動車の空調をオンにする、などの動作が可能とのこと。オフィスから自動車に乗り込む頃には、厳しい寒さや暑さにガマンすることなく、最適な温度すぐさま出発可能です。


さらに、車内のシステムにもバーコードが貼り付けられており……


車内のBGM・空調・パワーウインドウなどを、別のIoT機器の動作に紐付けることも可能。


「自動車のシステムには多くの機能がありますが、どれもあなたのためだけに開発された機能ではありませんよね。そんな身の回りにある数々のIoT機器の機能を、あなたの環境に合わせてセットアップできるのです」と語る開発者の男性。


最後はReality Editorで自動車のパワーウインドウを下げるところで終了。パワーウインドウの機能をエアコンと連携させれば、「窓を開けるとエアコンを下げる/切る」のような操作が可能になります。今後のIoT機器の普及に伴って、本当にSF映画のような未来生活を送れそうなアプリが登場したというわけです。


MITの開発チームによると、将来的には専用のバーコードも不要になる予定で、カメラがスマートデバイスの形を認識して識別・連携できるようになるとのことです。

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in モバイル,   ソフトウェア,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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