取材

お魚に自分の皮膚を食べてもらえたりサメに触れたりする「ニフレル」の「わざにふれる」ゾーンはこんな感じ


海遊館がプロデュースした、「感性にふれる」をコンセプトとした生きているミュージアムが「ニフレル」。生き物たちのオリジナリティあふれる「わざ」を間近に見られる展示が並ぶ「わざにふれる」ゾーンでは「水を噴く」「皮膚を食べる」などの生き物たちの技を体感できるという、独特の方で展示が行われていました。

生きているミュージアム ニフレル
http://www.nifrel.jp/

ニフレルに到着してから生き物たちの色の鮮やかさを堪能できる「いろにふれる」までは以下の記事から読むことができます。

美麗&愛らしすぎる生き物たちを至近距離でしげしげ観察できる「生きているミュージアム ニフレル」に一足先に行ってきたよレポート - GIGAZINE



ということで、以下が「わざにふれる」ゾーン。このゾーンには「水を噴く」「砂に隠れる」など、生き物たちのオリジナリティあふれる「わざ」を間近に見られる展示が並んでいます。


例えばにょきっと木が生えた水槽。


ここにはテッポウウオという、水面上にいる小動物を噴いた水で撃ち落とし捕食する魚がいます。


反対から見るとこんな感じ。この時は水を噴射していませんでしたが、「いろにふれる」ゾーンと同じく、「わざにふれる」ゾーンも水槽が壁付けではなく部屋に点在しているため、いろんな方向から観察できるのがいいところです。


さらに、「テッポウウオの横の水槽には何もいないな?」と不思議に思って見てみると……


水面から目を出した「ヨツメウオ」の姿を発見。


横長の水槽には……


ツバメウオやナンヨウツバメウオなどがスイスイ泳いでいます。


……と、ガラスに何かがぴったりくっついているのを発見。


水面には木片が設置されており、小さな魚がピチピチしています。


これは陸地にすむ魚、タマカエルウオ。水槽に屋根がないので、タマカエルウオが水面をピチピチ跳ねる様子がダイレクトに観察でき、なかなか見られない生き物の姿に思わず「おおっ」と上げてしまいました。


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」タマカエルウオがピチピチ


さらに、なぜか水道がついた水槽を発見しました。


お客さんがおもむろに手を突っ込むと、ぶわ~っと魚が寄ってきます。


この男性も手が大変なことになっています。


水槽の中を泳いでいるのは人の角質を食べてくれるガラ・ルファ。世界三大美女の一人であるクレオパトラが美容のために愛用していたとも言われている魚です。


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」ドクターフィッシュの異名を持つガラルファが指をつんつん


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」ドクターフィッシュ「ガラ・ルファ」が猛烈に指をつんつん!


手をお掃除してもらったら、水槽の横の水道で最後に手を洗えばOK。


部屋の真ん中の方には大きな水槽が置かれていて、オオテンジクザメがドーンと横たわっていました。


背中にはコバンザメ。水槽が比較的小さいので、ガラスも薄く、かなり臨場感たっぷりに生き物たちの様子を観察できます。


上から見るとこんな感じ。水槽には屋根がないので、タイミングがよければ浮上してきたサメを触れるようです。


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」オオテンジクザメとコバンザメ


ガラスには謎の生き物がペトリとくっついていました。


もう一つ、別の大きな水槽もあります。


この水槽にもサメやエイなど。


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」サメとエイ


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」ぐるぐる泳ぐサメとエイ


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」水面をぱちゃぱちゃするエイ


アメリカカブトガニの水槽も。


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」アメリカカブトガニの脚がもぞもぞ


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」ひっくり返ったアメリカカブトガニ復活


壁際にはやや小さめの水槽がズラリと並んでいました。


水槽の後ろにはディスプレイがあり、展示されている生き物たちの特徴や詳細を知ることができます。


砂の中からぴょこんと顔を出したペニージョーフィッシュ。


マトルドジョーフィッシュの水槽。


バンディトジョーという魚の水槽では……


なぜか激しい争いが行われていました。


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」バンディトジョーフィッシュのケンカ


イエローヘッドジョーの水槽はこんな感じ。ちょっとびくびくした様子が穴からそろりと顔をのぞかせています。


展示の方法は生き物たちの性質に合わされていて、例えばマダコの水槽には……


透明なガラスのツボが置かれていました。マダコが自分でフタを外してツボの中に入ってしまっても、中の様子がしっかり観察できるわけです。


ガラスと密着しているので吸盤の様子がよく見えました。


マダコの横はハナイカの水槽。


ハナイカはイカなのに歩くのが得意というちょっと変わったイカです。


ヒラメも発見。ヒラメ類は生まれつき左右に目を持ち、砂の中に隠れるのが得意。


またこの水槽では……


ヒゲがついた「オジサン」や「インドヒメジ」がヒゲを使って砂の中の餌を探している様子も観察できます。


ブロックが積まれた水槽もあります。


ヒトデ随一の速さでうねうね動くというグリーンブリトルスターがいました。


EXPOCITY-エキスポシティ-「ニフレル」グリーンブリトルスター、ヒトデのおうち


壁に接着された小さな水槽も。


どくどくしい色彩のナマコ、アデヤカキンコや……


群れまくるゴンズイ。


ツインスポットゴビー。


「貝殻のイソギンチャクでALSOK」という説明文の、ソメンヤドカリ。


岩にくっつくものの、貝ではなくて甲殻類だというアカフジツボ。


ヒメメリベなど。


なお、この後は、生き物の「形」に重点を置いた、美しいディスプレイ「すがたにふれる」ゾーンをレポートします。

・つづき
暗闇に無数のアクアリウムが浮かび上がる幻想的な「ニフレル」は単純な展示ではなく「作品」と言えるレベル - GIGAZINE

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in 取材,   生き物, Posted by darkhorse_log

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