レビュー

バズーカのように巻き寿司をツルンと押し出す「Sushezi(スシ・イージー)」で太巻き寿司を作ってみた


巻きすを使わず、ご飯を円柱状に成形することで巻き寿司を作れるのがバズーカ砲のような見た目のマシン「Sushezi(スシ・イージー)」です。名前の通り、本当に簡単に巻き寿司が作れるのかどうか、実際に複数の種類の巻き寿司を作って確かめてみました。

Sushezi.com >> Perfect sushi, made easy
http://www.sushezi.com/

ポップなイラストが描かれた細長い箱に入った状態で「Sushezi」が届きました。


側面にはSusheziを使った巻き寿司の作り方イラスト入り。5番のイラストが、巻き寿司作りの説明書きとは思えないシュールな絵面をしています……。


箱を開封すると、Sushezi本体と説明書が入っていました。


本体を袋から取り出してみました。プラスチック製で、細長い円筒形をしています。


中央に「Sushezi」のロゴが刻まれています。


側面はこんな感じで、固定用の長方形の部品が2カ所に付いています。


先端にはピストンの押し込み用の取っ手と……


反対側には取り外し可能なフタ。


分解すると以下のような感じで、寿司を詰める部分、フタ、ピストン棒の3つに分かれます。


説明書には、写真入りの巻き寿司のレシピが英語で載っています。


英語表記のレシピを参考にして日本発祥の巻き寿司を作るのは何だか不思議な気分ですが、付属のレシピに従って、まずは寿司飯を作っていきます。レシピには、炊飯器を持っていない欧米の家庭向けに鍋やレンジで米を炊く方法も載っていたのですが、今回は炊飯器で白米を炊きました。


巻き寿司2本分の材料は、お米2カップ、寿司酢大さじ2、砂糖大さじ1、塩小さじ1/4。1合分のお米がほぼ2カップ分と同じ量です。


炊いたお米が温かい内に大きめのボウルなどに入れて、調味料を加えて……


よく混ぜ合わせて、冷まして熱をとります。


寿司飯の準備ができたら、Sushezi本体を開いてピストン棒を容器の端にセットし、内側にサラダ油を軽く引いておきます。


容器の両側に寿司飯を1/2カップずつギュッギュと詰めます。


具材を置くくぼみを作るため、ピストン棒を寿司飯の中央に置いてグッと押し込みます。


レシピによれば、太巻きの具材として、マグロ、サーモン、イカ、ウナギ、エビ、カニ、貝類、キャビア、ホタテなどがオススメとのこと。また、スモークチキンやローストビーフなどの肉類や、アスパラガス、セロリ、にんにく、スイートコーン、クリームチーズなど、日本の寿司ではまず見かけないような具材がレシピに並んでいました。まずはオーソドックスに、マグロやブリ、キュウリなどを具材に太巻きを作ってみます。先ほどピストン棒で作ったくぼみに具材をセット。


具材をセットできたら、型を両方からゆっくりと持ち上げて、はめ合わせます。


続いては巻き寿司の先端を平らにならすための作業。Susheziの先端にキャップを取り付けます。


左手でSushezi本体を持ち、右手でピストン棒の先端を持ってをくるくると回して、寿司飯を押し込みます。


ピストン棒の表面に書かれた線が容器のフチにくる程度に押し込むとちょうどいい具合です。


キャップを外せば、具材がみっちりと詰まっているのが分かります。


次は、いよいよ巻き寿司を巻く作業。寿司飯をツルンと押し出して巻き寿司を作っている様子は、以下のムービーで見ることができます。

バズーカのように太巻き寿司を作れる「Sushezi」でツルンと巻き寿司を押し出す様子 - YouTube


平らなお皿の上にのりを広げて、Susheziのピストン棒を押すと寿司飯がヌルリーンと出てきました。力は特にいらず、軽い力で寿司飯を押し出す感覚はさながらバズーカのようです。


ピストンを奥まで押し込むと、寿司飯&具材が一体となった、いわば「巻き寿司のもと」とも言うべき円筒形のお米の固まりがツルンと出てきます。巻きすでギュッギュと力を込めてご飯を握る必要もないので、力の弱い子どもも簡単に巻き寿司を作ることができそう。


最後にお米のまわりにのりをクルクルと巻けば……


太巻き寿司の完成!


横から見てみても、巻きすで作った巻き寿司と遜色ない仕上がり。


手に持ってみると、このくらいのサイズです。節分の丸かぶりのように太巻き1本をそのまま食べてもいいのですが……


包丁で食べやすくカットすることにしました。


食べてみると、巻きすでしっかりギュッギュと握ったように寿司飯がぎっちりと詰まっています。ご飯の量を調整したり、好きな具材を好きなだけ入れたりできるのもうれしいポイントです。ただし、Susheziの仕様上、巻きすで作る巻き寿司のように寿司の太さを調整することはできません。


続いては、スモークサーモン、アボカド、カニかま、マヨネーズを使ってカリフォルニアロール風の巻き寿司を作ることに。


少し具材がかたよってしまいましたが完成。柔らかいアボカドを崩さないようにご飯がまわりをギュッと包んでいて、お刺身が苦手な人にも工夫次第でいろいろな巻き寿司が作れそう。


試食した編集部員からは「ご飯を少なめにすると手巻き寿司っぽく作れる」「ホームパーティーに出てきたらうれしい完成度」などの感想が飛び出していました。


なお、「Sushezi」はニュージーランド製のマシンで、輸入品がAmazonで税込2542円で販売されています。

Amazon.co.jp: NZから独占逆輸入 ☆ 極太バズーカ寿司次郎: ホーム&キッチン
http://www.amazon.co.jp/dp/B002AVYQNY/

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in レビュー,   試食,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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