アニメ・ゲーム業界の未来を担う若手プロデューサーが再集結し大いなる野望を語る
「マチ★アソビ vol.14」で初開催されたイベント「プロデューサーニューAGE 若手プロデューサー大集合!」が「マチ★アソビ vol.15」でも行われ、前回に引き続き今後のアニメやゲーム業界を引っ張っていく若手プロデューサーたちが登場し、将来の仕事の目標やマチ★アソビでやりたいことを発表しました。
イベントが開催されたのは新町橋東公園ステージで、アニプレックスのベテランプロデューサー高橋祐馬さんが司会を務めます。
高橋さんの紹介で若手プロデューサーが登場。左から順番にKADOKAWAメディアファクトリーの弓岡雅子さん、DeNAの岡村直哉さん、神風動画の宮下卓也さん、ワーナー エンターテイメントジャパンの塚本祐一朗さん、Craft Eggの近藤裕一郎さん、Creators in Packのはたなかたいちさんです。
前回のイベントに参加していたe-notionの岡和田一輝さんは今回は残念ながら出席できず、パネルでの参加になりました。
軽いあいさつが終わったところで着席してトークのスタート。最初はみなさんが前回のイベント時に掲げた「将来の仕事やマチ★アソビでの野望」の進捗具合について。
ニュースアプリから始まり10月2日にはアニメ放送が始まった「ハッカドール」を持ち込んだ岡村さんは、今回眉山林間ステージでスペシャルイベントを行い、前回の目標である「マチ★アソビに出続けてイベントをやること」を見事にクリア。眉山山頂ステージは、新町橋東公園ステージとは違う雰囲気で、新鮮な経験になったようです。
スマートフォンゲーム「なないろランガールズ」や「赤髪の白雪姫」の宣伝戦略を担当する近藤さんは、前回時に「なないろランガールズ」の幅広い認知を目標として挙げていました。今回のマチ★アソビでは「はじめての公開生放送 in 徳島 ~秋の大発表会~」というなないろランガールズのイベントを開催し、目標達成に向かって突き進んでいるようです。2回目となったマチ★アソビでも、お客さんが温かく迎え入れてくれて大変うれしいとのこと。
新作アニメ「おじさんとマシュマロ」のイベントを後に控えていたはたなかさんの前回の目標は「大学の卒業論文をやること」でした。実は、はたなかさんは現役の大学生で、今回は休みをとって駆けつけたのだとか。卒業論文については頭の痛い話ですが、マチ★アソビでは急遽「神風動画×サイバーコネクトツー大喜利勝負Season2」に参戦し楽しい時間を過ごしたとのこと。
「プリンス・オブ・ストライド」「ヴァルキリードライヴ」「文豪ストレイドッグス」などの宣伝を担当する弓岡さんが前回にあげた野望は「みなさんからおもしろいと言われる施策を作ること」。今回のマチ★アソビではヴァルキリードライヴのトークショー後に「パイ拓スタンプラリー」というぶっ飛びすぎの企画を実施し、参加者の反応もかなりのものだったそうです。
ワーナーの塚本さんは「次のマチ★アソビで出展します!」と前回答えていましたが、今回は出展できず。出展は無理だったものの、今回もマチ★アソビに参戦し、「次回はBlu-rayの手売りをしているかも!」と気合い十分です。
神風動画の宣伝企画担当である宮下さんが前回掲げた目標は「GASOLINE MASKのティーザーPVのお披露目」でした。今回は「COCOLORSの中間報告会」を行いプロジェクトは着々と進んでいる模様。また、休みに行ってきたインド旅行の話を語る「少々ガチ過ぎるインド話のムービーを垂れ流す会」 というイベントも実施したとのこと。
前回のイベントをおさらいしたところで、少しだけフリートーク。前回のイベント後には「またやろうね!」とみんなで約束し、第1世代の近藤プロデューサーやサイバーコネクトツーの松山洋さん、第2世代の高橋さんやマウスプロモーションの納谷僚介さんに続く「第3世代プロデューサー」としてマチ★アソビに参戦することを高らかに宣言していました。
ここからは仕事に関する新しい目標について。みなさんスケッチブックに目標を書き書き。悩む人もいれば、すぐに書き終わる人もいました。
書き終わったところでフリップオープン。みなさんいろいろ書いているので、高橋さんが1人ずつ詳細を聞いていくことに。
弓岡さんは現在手がけている「文豪ストレイドッグス」に関するものを次に持ってきたいとのこと。また、女性向けの「プリンス・オブ・ストライド」を手がけていることもあり、女性向け作品のマイスター的存在をマチ★アソビで目指したいそうです。
岡村さんの目標は「あまり売上を追わない」ことで、売上ばかりを考えずにちょっとぶっ飛んだグッズを作ってステージで持ち込めたら。担当しているハッカドール以外のことに関する仕事も手がけていきたいそうです。
宮下さんは、COCOLORSの上映を目標に掲げました。完成品をスクリーンで上映してお客さんに見せるだけでなく、現場の人間に完成した作品はスクリーンで流せるというのを見せたいとのこと。
塚本さんは今回達成できなかった「出展」をなんとしてでも成し遂げたく、パッケージをばんばん手売りして眉山林間ステージでイベントを行うことを目標に挙げました。
近藤さんも塚本さんと同じく、担当する「なないろランガールズ」のイベントを眉山林間ステージで行いたいそうです。せっかくマチ★アソビにきたからにはイベントを是非ともやりたい、男に二言はない、とやる気まんまんです。
はたなかさんは「おじさんとマシュマロ」「オズマフィア」のイベント&販売をこなし、次回には「おじさんとマシュマロ」のショートアニメを持ってこれたら。また、地元の大阪を舞台にしたオリジナル作品の制作という大きな夢も語ってくれました。
次のお題は「マチ★アソビでやってみたいことは?」で、ゆるーい雰囲気のマチ★アソビっぽいことなら何でもOK。
今回のマチ★アソビで前回イベント時に掲げていた目標の「パン教室」を開催することになった弓岡さん。次のやりたいことは小麦粉談義で、小麦粉に関するありとあらゆることを語り合えればと。「パン好きの最終地点は小麦粉である」という名言まで飛び出しました。
岡村さんのやりたいことは、チャリティーオークションの司会と流しのバンド。チャリティオークションの司会が楽しそうに見えるとのことで、一度やってみたいそうです。また、第3世代メンバーでバンドを組んでライブをすることもできたら。
試しにメンバー全員に楽器を演奏できるか聞くと、なんと全員が手を挙げました。はたなかさんはギター・ベース、近藤さんはピアノとギター、塚本さんと宮下さんは2人ともピアノ経験者。岡村さんはボーカルプロ志望で、弓岡さんはエレクトーンとドラム。これでバンドを組むのはあまりに無謀ですが、このメンバーなら何とかしてしまいそう。
イベント時にお客さんと「飲みにでも行こうねー」といつも話すことから、宮下さんはお客さんと飲みに行き、わいわいしながら交流するのが目標。
塚本さんは、庶民的な居酒屋をマチ★アソビでやりたいとのこと。話ははずんで、宮下さんとお客さんの飲み会を塚本さんの居酒屋でやればいいのでは、というアイデアまで飛び出しました。
近藤さんが掲げたのは「近藤が社長になるまでのステージ」の開催。近藤さんをメインに据えたステージになるとのことで、これはこれで気になります。
はたなかさんは、まさかの「綱引き」をやりたいそうです。いろんなブースに綱を持って押しかけ道場破りに挑戦。過去にはドッジボールや鬼ごっこを開催したマチ★アソビ的にはありなのかも。
6人がマチ★アソビでやりたいことを発表した後は、第4世代プロデューサーとしてマーベラスで「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」 を担当する田島ひかりさんが飛び入り参加であいさつ。
そんなこんなでイベントは終了。今回も個性あふれるさまざまな目標が掲げられ、次回のマチ★アソビが今から楽しみです。
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