取材

アニメ&ゲーム業界の未来を背負う若手プロデューサーが三度徳島に集結、自らの野望を振り返り新たな公約も発表


マチ★アソビvol.14から開催されている、アニメ・ゲーム業界の若手プロデューサーによるトークイベントは、マチ★アソビ vol.16で3回目を迎え、過去最多の8名の若手プロデューサーが参加して大きな野望を発表するという、大盛り上がりのトークが繰り広げられました。

マチ★アソビ vol.16 2016.05.03~05.05開催
http://www.machiasobi.com/

会場となったのはufotable CINEMAのエントランス。前回まではマチ★アソビに長く携わっているベテランが若手を紹介するという形でしたが、今回は若手プロデューサー自身が司会・進行も行いました。司会は「ハッカドール」宣伝プロデューサーのDeNA岡村直哉さん。登壇した若手プロデューサーは、「蒼の彼方のフォーリズム」や「planetarian」のプロデュースを担当しているe-notionの岡和田一輝さんと……


スマートフォン向けゲームの宣伝を手がけるCraft Eggの近藤裕一郎さん。


KADOKAWAメディアファクトリーの弓岡雅子さんは、アニメ「文豪ストレイドッグス」などの宣伝を担当。また、マチ★アソビ2回目となるパン教室を前日に開催し、ベーグルを焼いたことを報告しました。


そしてアニメ制作会社Creators in Packのはたなかたいちさんは、Creators in Packトークショーを途中で抜けてこのトークイベントに参加。「オズマフィア」「おじさんとマシュマロ」の宣伝を担当していて、今回のマチ★アソビではなんと綱引き大会を開催しています。


ワーナー エンターテイメントジャパンの塚本祐一朗さんは、やんごとなき事情により今回は参加できなかったということで、写真が用意されていました。


宮下卓也さんは神風動画からサンジゲンに移籍し、「サンジゲンの鉄砲玉」と呼ばれているとのこと。


自己紹介が済んだところで、まず最初のトークのお題は「前回の若手プロデューサートークイベントで掲げたマチ★アソビの野望を振り返る」というもの。弓岡さんは「文豪ストレイドッグス」に関するものを持ってきたいという目標で、今回のマチ★アソビでは中島敦役の上村祐翔さんと共にトークショーを開催したので、見事目標達成。


宮下さんの目標は「COCOLORSの上映」でしたが、会社を移籍したためこの目標はなかったことに……。しかし、COCOLORS自体は無事に進んでいるそうで、トークショー前日にマチ★アソビ会場でCOCOLORSのティザー第2弾が公開されたということで「義理は果たした」とコメント。また、「みんなと飲みに行く」という2個目の目標通り、実際にいろいろな人と飲みに出かけているそうです。


塚本さんの目標は「バーの出店」でしたが、今回マチ★アソビ自体に参加できなかったため、後日Twitterで問い詰めておくということに。近藤さんは「なないろランガールズ」のイベントを眉山林間ステージで行うという目標でしたが、こちらも残念ながら達成ならず。


はたなかさんは、「おじさんとマシュマロ」の上映会を実施するなど、目標達成に成功。前回のトークイベントで「綱引きをやりたい」という目標も掲げていて、今回のマチ★アソビではボードウォークのCreators in Packブースで本当に綱引き大会を実施しています。ちなみに前々回の目標は「大学の卒業論文をやること」でしたが、今年は大学7年目に突入したと語っていました。岡本さんは「売上を負わない」という目標でしたが、マチ★アソビvol.16ではTシャツやマフラータオルといったグッズを販売して両方売り切れたということで、がっつり売上を追っているという結果に。


続いては「次回のマチ★アソビではこんなイベントをやる!」という公約を順番に発表するということで、白紙に目標を書いていきます。


はたなかさんはマチ★アソビの前夜祭で近藤さんと「徳島ラーメンって美味しいよね」という話をして、はたなかさん自身がラーメンが大好きなので、「次はラーメン的な何かをやりたい」とのこと。


宮下さんは、若手プロデューサーと言えども30歳になったので、「新たな戦士をこの場に」という目標を掲げました。


そして、会場後方でトークショーを見ていた若手プロデューサー2名をステージに呼び寄せて、即座に目標達成。VAPの細井駿介さんは、アニメ「うどんの国の金色毛鞠」を担当していて、マチ★アソビvol.16ではトークショーを実施しています。


GONZOの粒来俊介さんは、岡和田さんと共に「蒼の彼方のフォーリズム」の宣伝を手がけるほか、ライセンスに関わる部署に所属しているため、制作部とライツの橋渡しも担当しているとのこと。次回の若手プロデューサートークイベントでは細井さんと粒来さんをはじめとして、さらに登壇者が増えることになるのかも。


近藤さんは現在、美少女ゲームを担当しているので、「次は美少女ゲームのプロデューサーを集めて討論会を開きたい」と発表。スマートフォン向け美少女ゲームのプロデューサーを5人ほど集めたいということで、その場で岡和田さんが参加を表明し、残り3名を集めて眉山でイベントを開きたいと語りました。


岡和田さんはホラーゲームがとても好きで、あらゆるホラーゲームをやりこんでいるので、「お客さんも交えてホラーゲーム超談義をやりたい」とのこと。


急きょトークイベントに参加した細井さんと粒来さんも目標を発表。細井さんは「みんなで踊る」と語りました。ちなみにマチ★アソビでは過去にフォークダンス大会が開催されたことがあります。


粒来さんの目標は「オリジナルで3年以内に来る」というもの。3年前に「犬とハサミは使いよう」の物販でマチ★アソビに初めて参加したことから、次はオリジナル作品を持ってきたいそうです。「3年以内にGONZOオリジナルアニメを」という宣言に、会場からは大きな拍手が沸きました。


「小麦」と書いた弓岡さんは、パン教室だけでなく、もっと小麦を極めた何かをマチ★アソビでやりたいとのこと。宮下さんはパン教室に参加した友達からパンをもらったところ、普通においしかったので「弓岡さんは一体どこに行きたいの?」と質問すると、弓岡さんは「ゆくゆくパン教室の先生になりたい」と野望を語りました。


ちょうどはたなかさんが発表した「ラーメン的な何か」と絡めたり、業界関係者女子会で小麦に関する何かを開催したり、細井さんが担当している「うどんの国の金色毛鞠」とも関わることができそうだと、かなり盛り上がっていました。


岡村さんはマチ★アソビに「ハッカドール」を4回持ってきたので、次は別のコンテンツを持ってきたいと発表。さらに、自分が携わる仕事以外のステージも持ってきたいそうです。


最後は全員が一言ずつあいさつして終了。アニメやゲームのイベントにとどまらずさまざまなジャンルの目標が飛び出し、次回のマチ★アソビで公約の通りにイベントが行われるのか、今から期待がかかります。

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in 取材,   アニメ,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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