コルクが折れて開栓不能なワインのスマートなプロの開け方

By B Rosen

一般的にワインのコルクはコルクスクリューと呼ばれる道具を使って抜きますが、失敗するとコルクが途中で折れてうまく抜けなくなることもあります。特に年代物のワインを提供する高級レストランでは、コルクが古くなって開栓できないものも出てしまい、せっかくのワインが飲めないという事態を招いてしまうことも。そんな時にその道のプロであるワインソムリエが、どのようにして開栓不能になったワインを上手に開けているのか、以下のムービーに収められています。

The Coolest Way To Open A Bottle Of Wine - YouTube


ニューヨークの高級レストランEleven Madison Parkでワインソムリエを務めるジョナサン・ロスさん。開けられなくなった伝統的なワインを見事に開栓することができるそうです。


テーブルの上には、およそ優雅なワインとはほど遠いイメージの器具がずらーり。


まずはガスバーナーを着火。


先が輪のようになった、特殊な形状の鉄製トングを加熱します。


そして謎のハケ。


ハケは氷水につけてしっかり冷やしておくそうです。


コルクが埋まって開けられないワインボトルが登場。


続いて漏斗(ろうと)と網を取り出しました。一体何に使うというのか……。


そんなこんなで、トングの先端が真っ赤っかになり、準備ができたようです。


アッツアツの鉄製トングでワインボトルのコルクが詰まっている部分より下のところを挟んで、しばらく固定しました。


なお、トングは取っ手が木でできているので、ジョナサンさんがヤケドする心配はなさそう。


次にトングを外し、氷水につけておいたハケで加熱した部分をパタパタ。アツアツのボトルにキンキンの氷水を塗っているわけです。


その後、手でボトルのネック部分を持って力を込めれば……


ネック部分がキレイに折れ、詰まっていたコルクごと取り外すことができました。ただし、「切断した切り口は通常の飲み口よりもろく、破片が混入する可能性がある」と話すジョナサンさん。


そこで、アルミっぽい素材の板を筒状にして注ぎ口になるようにワインボトルに差し込みます。


最初の方で用意していた漏斗は、ワイン用のメッシュ紙と網をかませた上でデキャンタにセット。


デキャンタにワインを移し替えれば……


二度と手に入らない年代物のワインが無事に飲めるようになった、というわけです。


なお、今回の方法で使われている器具の数々は、ポルトガル由来のワイン専用開栓器具だそうです。

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