重量がわずか3.5gのマイク内蔵Bluetoothワイヤレスイヤホン「Dot」

Bluetoothを使ってスマートフォンなどと接続できるワイヤレスイヤホンを見かけることが多くなりましたが、そんな中でも「Dot」は重量がたったの3.5グラムしかなく、さらにマイクを2基搭載してクリアな音声を可能にしているイヤホンです。

Dot - World's Smallest Bluetooth Headset by Ivan Kan — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/sospeciallabs/dot-worlds-smallest-bluetooth-headset

Dotがどのような製品なのかは、以下のムービーなどを見るとわかるようになっています。


女性が手にしているのが、超小型イヤホンの「Dot」です。このように指でつまんでしまえるほど小さな本体サイズ。

その小ささのおかげで、実際に装着しても外観からはほとんど存在感を感じさせません。

また、Dotはその小ささにもかかわらず、マイクを2基搭載しており、周辺のノイズをカットして必要な音だけを抜き出すことが可能になっているとのこと。

マイクを使ってスマートフォンのボイス操作にも対応。「Siri、ジムまでの道を教えて」と話すと……

ナビ画面が表示されました。

もちろん通話やビデオ通話にも対応しており、スマートフォンに内蔵されているマイクよりも良い音で会話することが可能になります。

Dotは最大で8台までの機器とペアリングが可能。画像にはiOS端末しか表示されていませんが、Android端末でも問題なく使えるとのこと。

本体のサイズは直径13.8mm、長さが21.0mmと非常にコンパクトなので、運動しながらの使用にもピッタリです。

コインと並べてもこの小ささなので、邪魔になることがなさそうです。

場合によってはこんな使い方も。テストのための答案用紙が配られました。

おもむろにシャツの袖をまさぐる男性。

袖口からケーブルのついたイヤホンを取り出し、耳につけた状態で回答をはじめました。

しかし悪事はすぐにバレるもの。監督員に見つかってしまい……

「退場！」と退去処分を食らってしまいました。

しかしDotがあれば、ほとんどバレることなくイヤホンを装着できるというわけです。とはいえ、悪用は厳禁で。

スマートフォンと組み合わせれば、画面上でバッテリー残量を確認可能。

そして、充電は専用のケースにスポッと収めるだけという手軽さ。

小サイズと劇的な軽さのおかげで、Dotはいつでもどこでも使えるワイヤレスイヤホンとなっているのでした。

ボディはアルミとポリカーボネート樹脂でできており、コンパクトなケースの中にはこれだけのパーツが組み込まれています。

DotはiOSやAndroid、Windows PhoneなどのBluetoothを搭載した機器に対応しています。重量は3.5グラムで、連続音楽再生時間は6時間。通話だと9時間で、待機状態だと80時間にわたって充電せずに使うことができます。

DotはクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。目標金額の3万ドル(約360万円)に対し、記事作成時点では世界中の1800名以上の出資者から約17万2000ドル(約2100万円)の出資が集まっています。

記事作成時点では早期割引きであるEarly Birdプランに出資することも可能となっており、出資額59ドル(約7000円)の「Dot MONO」プランだとDotを1個ゲットできます。ステレオタイプの「Dot STEREO」はすでにEarly Birdプランが埋まっており、89ドル(約1万1000円)の出資でDotが2個になったセットをゲットできるようになっています。

これまでにKickstarterに登場したEarinやDashといった類似製品と比べるとこんな感じ。重量・サイズ・バッテリー面や機能で他を上回る性能を持ちながら、3者の中では最も価格が低くなっていました。

なお、日本への発送にはセット内容に応じて29ドルから35ドル(約3500円～4200円)の送料が別途必要です。出資の締め切りは日本時間で2015年8月7日(金)0時ちょうどとなっており、出荷時期は2015年12月ごろが予定されています。

Dot - World's Smallest Bluetooth Headset by Ivan Kan — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/sospeciallabs/dot-worlds-smallest-bluetooth-headset