安価で手軽に自分の耳にフィットする専用イヤフォンを作れる「Decibullz」

人間の耳は一人ごとに形状が異なるため、イヤフォンの「究極のフィット感」を得るために自分の耳の形にあわせた専用のカスタムモールドを作成して装着するタイプのものがあります。作成するには、耳鼻科などで取った耳形をメーカーに送るという手順が必要なために時間や費用がかかってしまうものですが、そんなカスタムモールドを手軽に、しかも安価に自分で作れる商品が「Decibullz」です。

Decibullz: Easy and Affordable Custom Molded Earphones by Decibullz Custom Molded Earphones ? Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/1960846098/decibullz-easy-and-affordable-custom-molded-earpho

Decibullzがどのような商品なのかは、以下のムービーで紹介されています。

イヤフォンを使って音楽を楽しんでいる人は多いと思いますが、なかなか自分の耳にフィットしなくて困ることも。

特に、運動などをしていて体を動かしている時にはすぐ外れてしまったりします。

ヘッドフォンでも激しい運動には向いていないし……

なかなかこのような望みをかなえてくれる商品はありませんでした。

そこで開発されたのが、この「Decibullz」です。

特製のイヤーパッドを使い、簡単に自分の耳にフィットするカスタムモールドを作成することができます。

このように、激しくバック転を行っても……

簡単に外れることはありません。

また、フィット感に優れているために、勉強や旅行などで長時間装着していても快適です。

Decibullzを着けたまま、空中で伸身ひねりを加えても大丈夫。

モールドの成型はカンタン。まず、水の中にモールドのもととなる素材を入れます。

そしてそのまま電子レンジに入れて加熱。

暖まったら、モールドにイヤフォン本体を取り付けて……

自分の耳に装着。

そして室温の状態で数分放置すると、自分の耳に合ったモールドが完成します。

運動しながらでも……

作業の途中でも快適に装着が可能。

ランニングや……

サイクリングにも最適です。なお、安全運転に必要な音・声が聞こえない状態での運転は都道府県の道路交通法施行細則によって禁止されていて、具体例の1つとして「イヤフォンを着用して大音量で音楽を聞いている」というのが挙げられており、運転中のイヤフォン装着を禁じる動きもあるので運転時に使うときはボリュームを低めにする・片耳は空けておくなどの注意が必要です。

Decibullzの構造はこんな感じ。イヤフォン本体をモールドの穴の中に通し、先端にはシリコン製のチップを装着します。チップとイヤーパッドが2重の遮音構造となり、静粛性もアップしているとのこと。

イヤフォンは防水タイプ、ケーブルはフラットな形状で絡まりを軽減したタイプとなっています。

モールドは数色の中から選択が可能です。

このDecibullzは、現在クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。39ドル(約4000円)を出資すると、イヤフォン本体とモールドを2個、そして3サイズのシリコンチップ(S/M/L)のセットをゲットすることが可能。

59ドル(約6100円)の「DECIBULLZ COLOR COMBO PACK」と呼ばれるプランでは、モールドを4個にしたセットをゲットできます。

そして出資額が100ドル以上の「ULTIMATE PACK」になると、モールド全色とTシャツをセットにしてゲットすることができるようになります。

なお、アメリカ国外への発送には別途10ドル(約1030円)の送料が必要です。出資の締め切りは日本時間で12月20日(金)の午前6時25分となっています。