人が乗って操作できる巨大ロボ「クラタス」にアメリカから挑戦状が届く

水道橋重工の開発した人型四脚エンジン駆動陸戦型で内部に人を乗せて動く巨大ロボが「クラタス」です。このクラタスに対してアメリカのロボット開発チーム「メガボット」が巨大ロボット同士のバトルを求めて、なんとYouTube上でクラタスに挑戦状を送っています。
メガボットがクラタスに挑戦状をたたきつけるムービーは以下から見ることができます。
USA CHALLENGES JAPAN TO GIANT ROBOT DUEL! - YouTube

巨大な倉庫のような場所で、アメリカ国旗を身にまとった男性2人が「アメリカ西部の最先端のロボット研究の中心である、メガボット本部へようこそ」とメガボットを紹介してくれます。

「ここで誕生したのは、アメリカの発明と根性の成果の末に完成したメガボット2号機(Mark-2)」と説明が行われつつ……

背後でファイアー!

何事もなかったかのように説明が続きます。「アメリカ発のフル機能パイロット式巨大ロボットの最終ねじ止めを完了し、やっと完成させたばかり」とのこと。

「ご存知の通り我々はアメリカ人、俺たちがこのロボットに搭載したのはものすごい……」

と、ここでロボットの作業風景をチラリと見ることができます。なにやら部品を溶接中の様子。

火花がバチバチと飛び散ります。

ロボットの材料となる金属をカット。

ちゅいーん

ボルトが締められ……

でかい「何か」を作っている様子。

クレーンでキャタピラが持ち上げられて……

どこかへ運ばれていきます。

巨大ロボの胴体と脚を結合。

先ほど作っていた巨大な「何か」を装着します。

そしてナレーションの男性が「銃である!」と言い放ち、でかすぎる銃が登場。

銃口は以下のような感じ。

2種類の銃が搭載されているようです。

ついに「メガボット」の全貌が明らかに。周囲に立っている人たちと比べると、その大きさは圧倒的です。

メガボットは内部に人が入ることで動作を制御しています。

操縦席のレバーは以下のような感じ。

搭載された銃からペンキ弾を発射!

少し遠くに停車している自動車を撃ってみると……

ガラスを突き破ってペンキ弾が車内に散乱。

撃たれた車は以下のような感じ。

「この2号機は、ガソリンを燃料にする5400kgの怒りの塊」

「2人チームで操作され、1kgのペンキ砲弾を時速160キロで発射できる」

メガボット2号機と巨大ペンキ銃の前で男性2人が「どうだ」と言わんばかりにポージング。

しかし、「残念ながらこの2号機は世界初の戦う巨大ロボットにはなれなかった」とのこと。

なぜなら日本の水道橋重工が開発したクラタスに先を越されたため。

クラタスの詳細については以下の記事を読めば分かります。
人型四脚エンジン駆動陸戦型巨大ロボ「クラタス」ワンフェスでお披露目、人が乗って操縦できて家庭に配備&購入も可能 - GIGAZINE

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ワンフェスの会場では実際にクラタスを操縦するデモも行われました。
巨大ロボ「クラタス」のツインガトリングアームなどの説明 - YouTube

クラタスは2つのガトリングガンや……

超高精度のターゲッティングシステムや……

フルヘッドアップディスプレイを搭載した、重量4000kgの巨大ロボット。


「水道橋!俺たちには巨大ロボットがある。お前たちにも巨大ロボットがある」

「次に何が必要かは分かるだろう?俺たちは決闘を申し込む」

「ロボットは戦うための改造が必要になってくるため、よく準備して、戦場を選べ」と要求。そして「一年後に、そこで戦おう」と言い残してムービーは終了。

果たして本当に巨大ロボット同士のバトルは実現するのでしょうか……。
・つづき
巨大ロボ「クラタス」がアメリカの巨大ロボからの挑戦状に対しての返答をYouTube上で公開 - GIGAZINE

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