ジョジョ一行の旅が最終局面に入った「ジョジョの奇妙な冒険」第9回プレミア上映会
東京・大阪・名古屋・福岡・京都・北海道と日本各地を回っている「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」のプレミア上映会が、とうとうジョジョと縁の深い地である仙台に上陸しました。ゲストとして登壇したのは空条承太郎役の小野大輔さん、ジョセフ・ジョースター役の石塚運昇さん、ディレクターの津田尚克さん。
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』公式サイト
http://jojo-animation.com/
会場はMOVIX利府。公共交通機関利用の場合、JRで行くしかありません。
利府駅には、コンサート開催に伴う臨時列車運行のお知らせが。この22時4分発の仙台行きは終電1本前に挿入されたもので、あとは22時54分発の終電しかありません。
駅から徒歩10分ちょっとのところにあるのが利府ペアガーデンというショッピングセンター。
大きな駐車場の周辺にイオンモールや食べ物屋などが集まっています。
これが会場となったMOVIX利府
グッズ売り場ではジョジョのTシャツやサンダルなど、いろいろなものが販売されていました。
小野さんへは女性ファンから「ジョジョ~」と黄色い声援が飛び、承太郎のセリフ「やかましい!うっとおしいぞこのアマ!」で返す、というジョジョのイベントでおなじみのやりとりが見られました。今回の舞台である仙台は原作者・荒木飛呂彦さんの出身地であり、「スターダストクルセイダース」には出てきませんが、第4部などには仙台をモデルにした「杜王町(もりおうちょう)」が登場することから、3人は「ようこそ杜王町へ」と歓迎されました。
進行を務めたアニメライターの小林治さんから今日の「ジョジョコーディネート」を問われた小野さんは、シャツとブレスレットを披露。さらに、パンツもジョジョ柄で、マネージャーさんの靴もジョジョスニーカーだったそうです。これに負けじと、津田さんも杜王町Tシャツを持参していたのですが、いざ着てみようとしたところサイズが合わなくなっていたとのこと……。
この日のセレクト上映は第34話・第35話、銀河万丈さんが演じたダニエル・J・ダービー(ダービー兄)との戦いを描く「ダービー・ザ・ギャンブラー」。
一行はとうとうDIOが潜むカイロに到着。
いよいよホリィの命はあと数日というところに至り、時間がありません。
DIOの館がどこにあるのかまったくヒントが掴めない一行の前に、その場所を知っていると名乗りを上げたのがダービー。
対決はギャンブル勝負。ポルナレフの敗北後、イカサマの得意なジョセフが受けて立つものの、ダービーに上を行かれてしまい敗北。
そこで承太郎が乗り出して……
ダービーとポーカー勝負を行うことに。ダービー役を演じたのは、石塚さんの事務所の先輩でもある銀河万丈さん。銀河さんの登場には「DIO以上の人が!?」「これは勝てない」という雰囲気もあったそうです。
ジョジョファンにとって特別な地である仙台でのイベントということで、小野さんが持ってきたのは第4部に登場した「靴のムカデ屋」のモデルになった「むかでや履物店」の領収書。お店で買い物をしたあとにお願いすると、「吉良吉影」名義の「ボタン取り付け代」領収書を発行してもらえるというもので、会場には同じ領収書を手に入れたというお客さんが多数来ていました。
エジプト編も終盤に入ってきたということで、今回は3人が気になったエピソードについての話が出ました。小野さんが気になったのは、アヌビス神に操られた牛飼いチャカ&床屋のカーンとの戦い。エジプト九栄神はいずれも強敵で、ンドゥールもイギーがいてこそ戦えたようなものでしたが、チャカ&カーンとの戦いではわかってはいても「負けるかもしれない」という気持ちになったとのこと。
石塚さんが気になったのはマライア戦。戦いの中に笑える要素も多く織り交ぜられたエピソードで、自身がゲスト参加した京都での第7回プレミア上映会でお客さんに大ウケしていたことで気をよくしているそうです。
2人の挙げたエピソード以外を出した津田さんは、全体を通してテンションの高いオインゴボインゴを選択しました。
今回もトークパートはUstream中継されたということで、締めに「きさま!見ているなッ!」と小野さんがサービス。
このあと、多くの地域でまだ放送前の第42話「亜空の瘴気 ヴァニラ・アイス その1」の先行上映が行われました。
Aパートは承太郎とテレンス・T・ダービー(ダービー弟)との戦いの決着編。
スタンド能力により、本来ならゲームを有利に進められるはずのダービー弟ですが、承太郎に追い詰められることに。
承太郎が何らかのイカサマをしていることだけは分かっても、それが何なのかを突き止めることができず……。
また、BパートではDIOに絶対的な忠誠を誓うヴァニラ・アイスが登場。承太郎たちと別行動中のアヴドゥル、ポルナレフ、イギーに危機が迫ります。
この第42話は衝撃的な結末を迎えますが、ここにはディレクターの津田さんがかつてジャンプを読んで味わった気持ちをアニメに乗せたいという思いがあったとのことで、見事に、誰の心にも何とも言えない気持ちが残るものとなっています。
最後に「この旅をみんなで見届けてください」と小野さん。強敵のヴァニラ・アイスとどう戦うのか、そして一行はDIOを無事に倒すことができるのか。原作が完結しているから結末はわかっているとはいえ、あと何話かで終わりというのがとても信じられません。
©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会
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