レビュー

Apple Watchの標準搭載アプリで一体何ができるのか?


Appleの腕時計型デバイス「Apple Watch」にはカメラやマップ、さらには健康管理アプリなど多種多様なアプリが標準で搭載されていますが、気になるのはスマートウォッチでアプリを使うと何ができるのかです。ということで、Apple Watchの標準搭載アプリを実際に使ってみて、何ができるのかを調べてみました。

Apple - Apple Watch
https://www.apple.com/jp/watch/

まだ何もアプリを追加していない状態のApple Watchのホーム画面には標準搭載されているアプリが所狭しと並んでいます。


アプリを起動するには、タッチ操作で起動したいアプリを画面の中心に移動させ……


デジタルクラウンを上方向に回転させるだけ。なお、アプリ内のデータはApple Watchと同期させているiPhoneのものになります。


◆天気
iOSにも標準搭載されている天気アプリ。


起動すると現在地の天気や温度を時間単位で表示してくれます。


デジタルクラウンを上方向に回転させると「10日間の予報」を表示。


左方向にスワイプしたところ、東京の天気が表示されました。


◆カレンダー
曜日と日付のアイコンはカレンダー。


起動すると月間カレンダーを表示。


画面タップで本日の予定や直近の祝日を表示してくれます。


◆カメラ
Apple Watchのカメラアプリは、iPhoneのカメラをリモートコントロールすることができます。


起動するとこんな感じで、iPhoneの画面に写っているのとまったく同じ画面が表示されます。Apple WatchでシャッターボタンをタップすればiPhoneで写真を撮ることが可能です。


なお、撮影した画像はiPhoneに保存されます。


◆マップ
地図アプリのマップを起動すると……


現在地を表示してくれます。


デジタルクラウンを下方向に回すとズームアウト。


上方向に回すとズームインです。ディスプレイをスワイプして地図を見ることもできますが、読込には少し時間がかかります。


地図を表示した状態で画面を強く押し込むと検索することも可能です。


◆ミュージック
Apple Watchのミュージックは、Apple Watch本体で音楽を再生するのではなく、iPhoneのミュージックをリモートコントロールできるというアプリです。


起動すると「再生中」「アーティスト」「アルバム」「曲」といったメニューを表示。


表示する文字は少ないですが、アーティスト名はきちんと識別できます。


Apple WatchでiPhoneのミュージックをリモートコントロールしている様子は以下のムービーから確認できます。

Apple WatchでiPhoneのミュージックをリモートコントロールしてみた - YouTube


◆メッセージ
メッセージアプリは、iPhoneで受信したメッセージを表示させたり返信したりすることが可能です。


起動して新規で受信しているメッセージをタップすると……


その内容を表示してくれます。「返信」をタップすれば……


定型文から選んでメッセージを送信することが可能です。


テキストを入力することはできませんが、音声入力には対応しています。


◆電話
Apple Watchは本体から電話をかけることが可能です。


起動して連絡先をタップ。


電話をかける相手を選び……


電話のアイコンをタップすると電話をかけられます。Apple Watchだけで通話できるのでiPhoneをわざわざ取り出す必要がなくなるというわけ。


実際にApple Watchを使って電話をかけ、通話している様子は以下のムービーから確認可能です。

Apple Watchで電話をかけてみました - YouTube


◆アラーム
目覚まし時計のアイコンがアラームです。


起動した後にアラームを追加するには画面を強く押します。長押しではないので注意。


「新規」をタップ。


後はiOSと同じように時刻やスヌーズを設定するだけ。


Apple Watchでアラームを鳴らしてみた様子は以下のムービーから確認できます。

Apple Watchでアラームを鳴らしてみました - YouTube


◆ストップウォッチ


ストップウォッチは文字通り時間を計測できるアプリ。起動したら画面左下にある緑色のボタンをタップして計測スタート。


赤色のボタンを押すと計測をストップできます。


◆タイマー


タイマーを起動し時間をセットしたら、「開始」をタップしてタイマーのスタート。


分単位でセットできるので、料理などに使えそう。


◆ワークアウト
「ワークアウト」は、ランニングやウォーキングなど、時間や距離を指定して運動する時に使うアプリ。


起動したら運動の種類を設定。今回はウォーキングにしました。


目標消費カロリーを決めて「開始」をタップ。


リアルタイムで経過時間や……


ウォーキングで歩いた距離を表示してくれます。


リアルタイムで消費カロリーを教えてくれるのは便利。ただし、オフィス内で歩き回っただけだとほとんどカロリーを消費していませんでした。


Apple Watchの裏面に搭載されたセンサーで心拍数も測ってくれます。


◆アクティビティ
アクティビティはワークアウトと同じく健康管理アプリの1つですが、ワークアウトと違うのは毎日の目標をたて、日々の健康的な生活に役立てるものです。


アクティビティでは毎日3つの目標を設定できます。


立っている時間の「スタンド」


カロリー消費の「ムーブ」


早歩き以上の「エクササイズ」が3つの目標になります。


「さあ、始めよう」をタップしてアクティビティを実際にやってみます。


まずは、「性別」「年齢」「体重」「身長」といったデータを登録。


次に1日のムーブゴールをセットして「ムーブ開始」をタップすればアクティビティを始められます。今回はムーブゴールを300キロカロリーにセットしました。


3つのゴールを達成したかどうかは、リングと呼ばれるグラフで確認できます。1日の間にリングを1周できれば目標達成です。


カロリーや合計歩数、合計距離を測ってくれたり……


計測したデータをグラフで表してくれるので、毎日の健康管理に役立ちそうです。


◆株価


株価を使えばスマートフォンを取り出さずに株価をリアルタイムでチェックできます。1日に何回も株価をチェックする人に向いていそう。


◆Passbook
飛行機の搭乗券や、映画のチケット、お店のクーポンなどをまとめて管理できるPassbookはiOSだけでなくApple Watchにも搭載されています。


iPhoneのPassbookに保存したクーポンをApple Watchで表示すれば、iPhoneを取り出す二度手間が省けるというわけです。


Apple Watchに標準搭載されているアプリのレビューはこれまで。軽くですがさまざまなアプリを使ってみたところ、ほとんどのアプリはiPhoneで行う作業を、Apple Watch上で済ませてしまうというものでした。運転中など、両腕がふさがれているときに、Apple Watchでメッセージに返信できたり、再生中の音楽をコントロールできたりするのはかなり便利。また、Apple Watchに搭載されているテクノロジーを駆使したワークアウトやアクティビティといった健康管理アプリも魅力があります。

・つづき
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in レビュー,   ソフトウェア,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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