ハードウェア

スマートフォンやタブレットなどを充電できるソーラーパネル搭載ジャケット「Solar Powered Jacket」


外出先でスマートフォンやタブレット、ノートPCといったデバイスのバッテリーがゼロになってしまうことは、電子機器があふれている現代ではよくある悩みの種の1つです。そんな悩みを解決してくれそうなのが、ファッションブランドのトミー・ヒルフィガーと太陽光発電を開発する企業のpvilionによって作られた「Solar Powered Jacket」です。

Tommy Hilfiger Solar Clothing — pvilion
http://www.pvilion.com/solar-clothing/

これが男性用のSolar Powered Jacketで、背中に7枚の小型ソーラーパネルを搭載。ソーラーパネルが搭載されている部分は取り外し可能なので、ただのジャケットとしても使用できるのはうれしいところです。バッテリー容量は約6000mAhで、フル充電で1500mAhのデバイスを4回充電することができます。


左のポケットにUSBポートが2つ付いていて、USBケーブルで充電出来るデバイスなら2つまで同時に充電可能。バッテリーは太陽光でなくても、外部電源からの充電にも対応しているので、雨の日でも問題なく充電できます。


女性用のSolar Powered Jacketは青を基調としたデザインで、男性用より丈が長め。また、USBポートが搭載されているポケットは男性用とは違い右側に付いています。


女性用はソーラーパネルを背中に10枚搭載。


なお、Solar Powered Jacketを使うとどれくらい便利なのかは下記のムービーから確認できます。

Tommy Hilfiger Solar Panel Jacket By The Cinemates - YouTube


iPhoneで誰かと話しながら楽しそうに歩いている女性。


不運なことに、バッテリーの残量が1%という大ピンチに陥ります。


「誰かー!誰か助けてください!」


女性のピンチを救うべく、さっそうと現われた男性。


背中にはソーラーパネルを搭載。


右手に光るLightningケーブル。


「充電させてくれ」


女性は驚きつつもiPhoneを手渡します。


iPhoneをLightningケーブルに接続すると……


残り1%だったバッテリー残量がマックスまで回復。


風のように去っていく男性を見つめる女性は思わずiPhoneを落としてしまうほど、男性にうっとりしていました。


場面が変わって映し出されたのは、宇宙空間を飛行するスペースシャトル。


しかしながら、スペースシャトルは電池切れという考えられない事態に直面します。


そこへ登場するのはSolar Powered Jacketを着用した男性。ケーブルをブスッと差し込んでスペースシャトルを充電し始めます。


Solar Powered Jacketのおかげで多くの命が救われたとのこと。


さまざまな場面で活躍しそうなSolar Powered Jacketは599ドル(約7万1200円)で販売されていますが、日本での発売は未定。ただし、ヨーロッパや南米、アジアでも発売する予定があるとのことなので、発売の可能性はゼロではなさそう。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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