新OS「Android 5.0 Lollipop」はどこが新しいのか、新旧UIデザインを徹底比較するとこんな感じ
「Android史上最大のアップデート」と呼ばれる新OS「Android 5.0(Lollipop)」が、Nexus 9・Nexus 6で登場したのを皮切りに、次第にアップデート対応端末が増えてきています。Lollipopでは統一UIデザイン「Material Design(マテリアルデザイン)」が採用され、ガイド機能をもつアニメーション表示だけでなく、パッと見て次に何をすればどんなことが起こるのかが分かりやすいシンプルかつカラフルなデザインが採り入れられているとのことですが、従来のAndroid 4.4(KitKat)と比較するとこんな感じで、デザインがどのように変更されたのかが一目瞭然になっています。
Gallery: Android 5.0 Lollipop, before and after | Ars Technica
http://arstechnica.com/gadgets/2014/11/gallery-android-5-0-lollipop-before-and-after/
ロック画面の比較。「通知機能の強化」はLollipopの大きな変更点。Lollipopではロック画面にもメールなどの通知を表示させることができます。
さらにアプリ使用中にもアラートを表示させられます。画面上部からも通知カードが引っ張り出せ、さらにスワイプすると従来通りのクイックランチャーが出てくる仕様に。
ドロワーをタップして現れるアプリ一覧。Lollipopでは背景が白色でアイコンもよりフラットでシンプルなデザインに変わっています。
アプリ履歴は「Overview(オーバービュー)」と呼ばれる、カードが重なったデザインに変更。大量のアプリを開いていても、まるでトランプを抜き出すように目当てのカードを選び出せます。
Google Nowアプリのカードデザイン。画像はより大きくカードは全体的にカラフルに変更されています。
電卓アプリは数字入力部分は白色、タスクバーはグレーに、さらにオプション機能は緑色に変更されよりカラフルかつ分かりやすくなっています。
「open with」と呼ばれる使用するアプリを選択するウィンドウは、画面中央に現れていたKitKatに対してLollipopでは画面下に配置変更。
カレンダーアプリは月ごとに大きなイメージ画像が挿入され、イベント内容によってカラフルに選別可能。また、週間表示モードでは7日間を表示して小さく見にくかったKitKatから、5日間の表示に変更することで見やすさを劇的に改善することに成功しています。
Googleカメラアプリ(左)のデザインも変更されています。シャッターアイコンは画面横方向いっぱいに広がる巨大なアイコンに変化しており、撮影がより簡単に。また、時計アプリ(右)はレイアウトこそ同じですが、各アイコン・文字は大小にメリハリがつけられており、より分かりやすくなっています。
地味な変更ですが、Lollipopでは背景色は時間によって変化します。
「連絡先」のデザインは、Lollipopで変更されたUIの中ではめずらしく、KitKatよりもアイコン・文字のサイズが小さくなっています。この小さく変更されたデザインの方が連絡したい相手を素早く探し出せるというGoogleの判断ですが、実際に使ってみて確かめたいところです。
Lollipopでは標準メールアプリはGmailに統合され消滅。その代わりGmailはPop3・IMAP・Exchangeへ対応済み。
そのGmailはヘッダーが赤色に変更され、白色の背景の面積もぐーんと拡大。どうやらLollipopでは「背景の白」がデザイン上のキーコンセプトになっているようです。
Gmailのキー入力ナビゲーションもMaterial Design仕様に変更され、キーボードのキーは一体化したデザインに。
GoogleハングアウトアプリはすでにKitKat時点でMaterial Design化されていたので小さなカラー変更にとどまっています。
Googleマップアプリはナビゲーションアイコンが違う画面に分離していましたが、Lollipopでは画面左端からスワイプすることで地図上に表示させられるように仕様変更されています。
さらに、鮮やかな青色を使うことで地図情報をより分かりやすく見やすくすることにも成功。なお、KitKatでは2つの地図プレビューを横に並列させて表示していましたが、Lollipopではこれを廃止。地図プレビューは1つずつ画面横幅一杯に表示させる仕様に変更されているとのこと。
ダイヤル画面の変更はこんな感じ。グリッド表示された相手のイメージ画像はより大きくなっています。
Google Playストアのアプリの検索画面には大きな変化はありませんが、アプリ単体の説明画面では背景が灰色から白色に変更され長々と書かれた説明文は画面下に追いやられ、よりイメージ画像を多用するレイアウトに変化。
設定画面はAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)から踏襲されてきたダークカラーを一新、Lollipopでは白色の背景に変更しています。
Googleウォレットアプリもヘッダーを鮮やかな青色に変更しMaterial Design仕様に変更されています。
こうして新旧デザインを比較すると、Lollipopでは統一コンセプトのMaterial Designに従って、ほとんどのUIを新しいデザインに作り替えていることがよく分かります。人間工学に基づくMaterial Designによって、本当にユーザビリティがアップしているかどうかは興味深いところです。
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