GoogleがiOS向け「Google Analytics」公式アプリをリリースしたので使ってみた
GoogleアナリティクスはGoogleが提供するウェブページのアクセス解析ツールで、このアクセス解析結果はウェブページもしくはAndroidアプリから見ることができるようになっていました。そんなGoogleアナリティクスをiPhoneやiPad上からも使えるようになるのがGoogle公式アプリの「Google Analytics」で、7月16日にリリースされたばかりなのでさっそく使ってみました。
Google Analytics on the App Store on iTunes
https://itunes.apple.com/gb/app/id881599038
Google AnalyticsアプリはApp Storeから無料でインストールできます。
インストールが完了したら「開く」をタップしてさっそくアプリを起動。
初回起動時はiPhoneやiPadで使用しているGoogleアカウントが表示されるので、この中からGoogleアナリティクスを使用しているアカウントをタップ。
もう1度タップ。
解析結果を見たい方のURLをタップ。
もういっちょタップ。
やっとこさ表示されたこのページが、Googleアナリティクスによる解析結果を見られるページです。最初に表示されるページは直近一ヶ月分のウェブページ訪問者数や、ユーザーがどこからウェブページに訪問したのか、さらにページビュー数やコンバージョン数まで見られます。
訪問者数
ユーザーがどこからウェブページを訪問したのか
ページビュー数と、曜日・時間帯別のページビューの変化を視覚的に表したグラフ
コンバージョン数
このサマリー画面の最上部には日付が書かれているので、これをタップすれば解析結果の計測期間を変更することも可能。ここの「カスタム」をタップすれば……
自分で計測期間を自由に変更できるわけです。カレンダーの日付をタップすれば期間設定が可能で、青色になっている期間分の解析結果を表示してくれるようになります。
期間を変更したので、訪問者やページビューの数値が変わったことがよく分かります。
また、画面右上のアイコンをタップすると……
セグメントを選択できるようになります。
「セグメント……?」と思いつつもとりあえず「リピート訪問」をタップしてみると……
サマリー画面に表示されるデータが「リピート訪問」したユーザーのものだけになりました。例えばこの画面だと、計測期間中のリピート訪問者数は613。
リピート訪問者全体のページビュー数は780。こんな具合にセグメント選択画面から特定条件に当てはまるユーザーの情報だけを見ることができるようになるというわけ。
さらに、画面左上にある三本線アイコンをタップ。
すると、上からGoogleアカウント情報、次に現在解析結果を見ているウェブページの名前とURL、そして「サマリー」「リアルタイム」「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」というGoogleアナリティクスを使ったことのある人ならばおなじみなメニューが表示されます。
この「リアルタイム」をタップすると、現在まさにリアルタイムでウェブページを見ているユーザーの数や所在地情報などが表示されます。
「ユーザー」をタップすると、さらに「サマリー」「言語」「地域」「新規とリピーター」「ブラウザ」「ネットワーク」「モバイルサマリー」「携帯端末」といった項目が表示されることに。
例えば「ユーザー」の「ブラウザ」をタップすると、ウェブページを訪問したユーザーが使用したブラウザの内訳が見られます。
「新規とリピーター」をタップすれば、新規ユーザーとリピーターの数を確認することも可能。
「携帯端末」をタップすればユーザーが使用している携帯端末に関する情報を閲覧できます。
こんな感じでウェブページ上から使用する際とほとんど変わりなくiPhoneやiPad上からGoogleアナリティクスが利用できるようになり、アプリの動作や情報をロードするのにかかるラグも少なく非常に快適にさまざまな解析結果を見られるようになります。
・関連記事
Google Analyticsのリアルタイム解析にも対応した公式Androidアプリ「Google アナリティクス」 - GIGAZINE
Google Analyticsで自分のページの解析結果がすぐにわかるGoogle公式Chrome拡張機能「Page Analytics (by Google)」 - GIGAZINE
Google Analytics以上の超強力なリアルタイムアクセス解析ができる「Woopra」を試しに使ってみました - GIGAZINE
Twitter公式のアクセス解析「アナリティクス」が日本でも使用可能に、実際に何ができるか使ってみたよレポート - GIGAZINE
Google Analytics、招待制廃止、誰でも利用可能に - GIGAZINE
・関連コンテンツ