レビュー

高い防水・防汚機能を誇るバックパック「STROLL BACKPACK」を担いでびしょ濡れになると中身はこうなる


突然の雨に打たれて、全身びしょ濡れ&カバンの中身もびしょ濡れでやるせない気持ちになることがありますが、「STROLL BACKPACK」はそんな突然の雨から中身を守れるように、ほとんどの水性および油性の液体をはじくテフロン加工が施された生地と、高い強度や耐久性を維持できるPVCターポリンが使われており、高い防水・防汚機能を誇ります。そんなSTROLL BACKPACKを担いでいる際に雨でびしょ濡れになると、中身はどれくらいぬれてしまうのか気になったので実験してみました。

S Collection|beruf baggage
http://www.bm-bag.jp/scollection/product.html


◆フォトレビュー
のっぺりとしたデザインのこれがSTROLL BACKPACK。自転車乗り向けのバックパックやアクセサリを展開するberuf製のもので、カラーはネイビー。


バックパックと一緒にこんなカードが入っており、素材にはCORDURA EcoMade Fabricが使用されており、これにデュポンのテフロン加工が施されていることも確認できます。


STROLL BACKPACKに使用されているファスナーは、全て止水ファスナーです。


近くで見るとこんな感じで、ファスナーの上にポリウレタンフィルムが貼り付けてある感じ。


背面はこんな感じで、側面にはファスナーがついているのでここから中身を出し入れすることも可能。


背面中央には「beruf baggage」と書かれたプリントがあり、これは担いだときに背中とバックパックがずれないように滑り止めになってくれます。


バックパックの上部はこんな感じ。


ここはマジックテープで閉じられているのでぺりぺりっと剥がせます。


そして折りたたんである部分を伸ばし……


マジックテープを剥がすとメインの収納スペースが姿を現します。


ここを開くと大きな口が出現するのでかなり大きなサイズのものでも簡単に出し入れ可能。


必要ありませんが、PCやカメラ、本などこれだけ多くの物を同時に入れることもできます。


以下のムービーを見ると、STROLL BACKPACKにどれくらい物が入るのかイメージがつきます。

STROLL BACKPACKの収容力はこれくらい - YouTube


STROLL BACKPACKの内部はこんな感じで、表面がポリ塩化ビニル樹脂で覆われたツルツルした手触りのPVCターポリンという素材が全面に貼り付けられているので、内側と外側のダブルで水をはじき、さらに高い耐久性も維持できるようになっています。


また、メインの収納スペース内にはひとつだけ大きなポケットがついているので、ここには本やスマートフォンなどの薄いものが入れられそうです。


もちろん側面からでもメインの収納スペースにはアクセス可能なので、毎回上のマジックテープをぺりぺり剥がしてくるくる巻いたりする必要はありません。


STROLL BACKPACKの外側には2つのサブポケットがあり、上のサブポケットは中にポケットがついています。


手前をよくよく見てみるとここにもファスナー付きのポケットを発見。


上のサブポケットはなかなか収納力がありますが、あまり分厚いものは入らないので本やペンなどを収納するのに良さげです。


下のサブポケットはこんな感じ。上のポケットよりも立体的な作りをしているので分厚いものが入りそうですが、中にはポケットなどは一切ありません。


実際に担いでみるとこんな感じで、確かに自転車に乗る人が担いでいるとそれっぽく見えそうなデザイン。実際の担ぎ心地はストラップ部分のクッション性もまずまずで、体に沿ってバッグがフィットしている安心感のようなものを感じます。


なお、バックパックの左側面にはペットボトルを入れられるポケットもあります。


◆びしょ濡れになってみた
高い防水・防汚機能を有する素材を使用しているSTROLL BACKPACKですが、これを担いだ状態で雨に打たれた場合中はどうなってしまうのか気になったので実験してみました。

実験に使用するのは読み終えた新聞紙。


これをあらゆる収納スペースに突っ込みまくります。


そしてやってきたのは近所の公園。すがすがしいほどの晴天……。


雨を降らせるためにビニール袋を用意して……


水を入れて穴を空ければ簡易雨降らせ機の完成。


濡れる前の状態はこんな感じです。


というわけでさっそく簡易雨降らせ機を使って雨に打たれます。


パシャパシャ水をはじきまくるSTROLL BACKPACK。


数分間水に打たれまくって全身びしょびしょになり、シャツの下に着たTシャツがスケスケ。


STROLL BACKPACKと背中の間にもバッチリ水は入り込みまくりです。


頭上から水を浴びまくったので、STROLL BACKPACKの上部が特に濡れています。


さらに水をかけまくってみることに。


STROLL BACKPACKに水をかけているところは以下のムービーで見ることができ、水をはじきまくっていることが良く分かります。

STROLL BACKPACKに水をかけるとこんな感じ - YouTube


この段階で中を見てみると、中身はまったく濡れておらず新聞紙も完全無傷。恐るべしSTROLL BACKPACK……。


どこまで濡らすとSTROLL BACKPACKの中まで浸水するのか確かめるべくさらに水をジャンジャンかけていきます。


水はほとんどはじきまくるのですが、地面に置いたSTROLL BACKPACKに水をかけていたせいで、はじいた水がバックパックの上にどんどんたまっていきます。


そして再びSTROLL BACKPACKの中に仕込んだ新聞紙を確認してみます。


一見新聞紙は濡れていないようですが……


新聞紙の端っこが少しだけ濡れていました。


STROLL BACKPACKの中をのぞいてみると……


中の素材も水をはじくので、バックパックの底に水が少しだけたまっているのが確認できました。


STROLL BACKPACKの中を手で触って確認してみると、どうやら生地の縫い目部分から水が少しずつしみ出してきていることが分かりました。バックパックを地面に寝かせて水をかけまくった際に、生地の上ではじかれた水が生地と生地の縫い目部分に流れていき、中に浸水してきた模様。ただし、中を触りまくってみても生地と生地の縫い目部分以外からは水がしみ出してくるようなことはなく、普通に担いで使用する分にはよほどの大雨、もしくは横殴りの暴風雨に長時間さらされるくらいでないとバッグの中まで水が浸水することはほとんどなさげでああることがよく分かりました。


実験の結果、STROLL BACKPACKの防水機能は完璧というわけではないものの、雨に打たれる程度では中まで水が浸水することはほとんどないことが判明。実験後、濡れてしまったバッグの内部を乾かすために天日干ししていたのですが、1日たっても中の水は残ったままだったので、中に浸水してしまった分はタオルなどで拭き取るのがベターであることも分かりました。

なお、STROLL BACKPACKは楽天市場にて税込・送料込の2万3544円で販売されています。

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in レビュー,   動画, Posted by logu_ii

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