あなたの色彩感覚をテストできる「Online Color Challenge」
日本人の場合、女性の500人に1人、男性の20人に1人が色覚異常だと言われていますが、日常生活で自分の色彩感覚がどれくらいのものかを知る機会はほとんどありません。そんな色彩感覚をオンラインで簡単にチェックできるのが「Online Color Challenge」です。
Color Test - Online Color Challenge | X-Rite
http://www.xrite.com/online-color-test-challenge
Online Color Challengeは、色の明度・彩度をそろえた異なる色相の色コマを順に並べていくことで、微妙な色の違いを判断する能力を調べられる「Farnsworth-Munsell 100 hue test」を利用したテストで、ディスプレイのカラーキャリブレーションを簡単に行えるツール「i1Display Pro」を販売しているX-Riteが提供しているオンラインサービスです。
上記サイトに移動すると、画面に25個×4=100個の色コマがランダムに並べられています。この色コマを、左右のコマに近い順に並べ替えていくことで、色彩感覚が測定されるという仕組みです。
色コマはドラッグ&ドロップで順番を入れ替えることができるので、どんどん並べ替えていきましょう。なお、特に制限時間は設定されていない模様。
4列の色コマをすべて並べ替え終わったら、「Score Test」をクリック。
すると、スコアは「34」となりました。この数字が小さいほど、色彩感覚に優れているとのこと。スコア下のグラフは、判別するのが苦手な色域を示しています。
自分の色彩感覚が他人と比べてどのくらいかを調べるには、「Age Range」のタブを自分の年齢層に、「Gender」に性別を指定してから「Submit」をクリックすればOK。
棒グラフは左にいくほど色彩感覚に優れていることを示しています。平均よりはちょっとだけ良い結果だったようです。
「女性の方が色彩感覚に優れている」と言われることがあるため、女性の編集部員にもテストをしてもらいました。並び替えが完了、「Score Test」をクリック。
結果はスコア21。グラフもほとんどフラットでかなりの好結果。
ランキングも結構上位でした。
しかし上には上が。テスト後の感想は「目がしばしばする」とのこと。
スコアが良くない場合、「ディスプレイのカラーがおかしいからに違いない!」という可能性はなきにしもあらず。そんな場合は、ディスプレイのカラーキャリブレーションを行ってから、再度、Online Color Challengeにチャレンジしてみるのもよいかもしれません。
パソコンのディスプレイの色味を高速調節できるカラーキャリブレーションツール「i1Display Pro」を使ってみました - GIGAZINE
なお、世の中には絶対音感ならぬ「絶対色彩感覚」を持つ人もいるようです。
簡単そうで意外と難しい FM 100 Hue Test 4分間でパーフェクト - YouTube
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