ピンやテープがなくとも静電気で紙をペタペタ貼れる「ラッケージ」を使ってみた
目に見えるところにメモを置いておきたい時、ピンで貼り付けたりテープで貼ったりするのが一般的ですが、ピンやテープがなくともメモ用紙などをペタペタと貼り付けることができるのが電子吸着ボード「ラッケージ」です。忘れないようにしたいことがあったり、誰かとメッセージをやりとりするので便利そうなので、どんな感じで使えるのか実際に試してみました。
電子吸着ボード「ラッケージ」 | オフィス環境改善用品 | 「ファイル」と「テプラ」のキングジム
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実際に静電気を利用してメモをペタペタ貼っていく様子は以下のムービーから見ることができます。
静電気を利用して「ラッケージ」にメモや写真を貼ってみた - YouTube
これが電子吸着ボード「ラッケージ」。
箱から取り出してみました。重さは284gなので片手で軽々と持つことが可能。大きさは200mm×32mm×322mmで、最薄部は約3.7mmとなっています。
iPhoneと比べるとこれくらいのサイズ。
裏面にはスタンドがついています。
横から見るとこんな感じ。
スタンドの角度は2段階で調整可能です。
本体下部に電池をセットするようになっています。
単3形アルカリ乾電池で動く仕組みなので、まずは電池カバーを開けて、別売りの単3形アルカリ乾電池をセットします。
これで準備は完了。
ライトはローバッテリーを知らせるものなので、動作している時は光りません。そのため一見動作しているかしていないかが分からないようになっていますが……
吸着面を触ってみると、冬に下敷きを触った時のように少しパチッとしました。表面には波っぽい模様が入っていますが、ここに入っている電極に電気を流し静電気を発生させることで吸着させるという仕組み。静電気は痛みを感じるほどではありませんでした。
さっそくメモを吸着面に貼り付けていきます。
磁石でもついているかのように「ペタッ!」とくっつきます。
ポラロイド写真や……
名刺など、厚みがある用紙でもくっつけることが可能。
接着剤を使っていないのでメモ用紙は貼ったり剥がしたりが自由にでき、かつ、電池がある限り吸着力が弱まるということはありません。
紙と紙が重なっても吸着面が少しでも出ていればくっつけることができ、また紙が曲がっていて一部分しかラッケージと接触しない時でも吸着に問題はありませんでした。
動作時間は約9カ月。なお、Amazonでの価格は税込2910円となっています。
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