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これからのマーケティングに必要なSNS・メール・ブログなどを使った手法やコツを分かりやすくまとめた図10枚


さまざまなビジネスの現場で行われるマーケティングの真髄は「顧客が求めるサービスや商品を把握し、作り、そのことを伝えて、顧客に価値を提供して対価を得ること」と要約することができますが、その手法は多岐にわたっているうえに常に新しいものが生み出されています。そんなマーケティングの手法をわかりやすくまとめた10個のインフォグラフィックが公開されています。

10 Awesome Infographics to Guide your Marketing Plan for 2014 - The Buffer Blog
http://blog.bufferapp.com/10-awesome-infographics-to-inform-your-marketing-plan-for-2014


◆01:2014年を動かす20の統計データ集
クラウドを活用したデジタル資産マネジメントプラットフォームのWebDAMは、2014年を占う各種の統計データ集をまとめています。


2014年には1350億ドル(約13兆8000億円)の予算がマーケティング関連の商品などに投入され、2015年までには広告市場全体の25%がインターネット広告に費やされると予測されています。


この他にもSNSのシェアボタンがついたメールの増加やSNSマーケティング自体の増加、B2Bの傾向、コンテンツマーケティング戦略の主流化など、2014年のマーケティングの流行を予想すると共に、マーケティングに際して考慮すべき要素をグラフィック化しています。

◆02:メール活用のヒント集
SaaS収益実績管理など各種マーケティングツールを提供するMarketoは、マーケティングとメールのデータをまとめたインフォグラフィックを作成しています。


やはりと言うべきか、最も重点が置かれるのはメールの件名で、その割合は72%。次いで本文が61%、本文レイアウト・呼びかけが50%と続き、「一週間のうちどの日にメールを送るのか」というポイントが46%で4位に入っています。


近年の潮流といえば、やはりモバイル端末でのメールチェックです。75%のユーザーは、モバイル端末で読むことができないメールはそのまま削除してしまうという興味深いデータが示されています。


◆03:LinkedInでの繋がりを増やす方法
WebDAMのデータによると、2014年にはマーケティングにより見つかる顧客の46%がLinkedInを介するとのことですが、ビジネス向けに特化したSNSサービスであるLinkedInで効率的に繋がりを得るためのヒントをまとめたのが、マーケティングの達人であるグロースハッカーが運営するQuick Sproutによる以下のインフォグラフィックです。(非常に長いインフォグラフィックのため、サムネイルは短縮しています。画像をクリックで原寸を表示)


Quick Sproutによると、LinkedInはTwitterやFacebookよりも3倍の高いコンバージョンレートを実現しているとのこと。


また、投稿するタイミングは月曜から金曜の午前中が最も効率的だそうです。


◆04:Tumblrの成長データ
ブログ人気に陰りが見えるという声も聞こえる中でも、ソーシャル系マイクロブログのサービスであるTumblrは成長を続けています。(画像をクリックで原寸を表示)


ユーザー数は約3300万人、投稿された記事数は約120億件にも上っており、1分ごとに3万8000件の投稿が行われています。


やや古いデータが示されていますが、2010年から2011年の一年間で、Tumblrは218%の成長を示しました。これは他のSNSサービスと比較しても高い数値となっています。


◆05:ソーシャルブックマークに登録されたウェブページに見られる数字のいろいろ
ネット上でブックマークを管理するソーシャルブックマークサービス(SBM)を提供するStumbleUponのデータをまとめたのがこちら。


毎月ごとにStumbleUponに追加されるウェブページ数は220万件。1分あたり51件という数値となり、これはアメリカで産まれる新生児の人数(8人)をはるかに上回るものとなっています。


また、StumbleUpon経由のページ滞在時間は平均で72秒と、一般の平均時間である58秒よりも約25%も長いものとなっています。同様に、ネット閲覧時間も平均69分と、Facebookの23分などを大きく上回りました。


◆06:SNSサービスを最大限活用するためのレイアウトデータ
各種ソーシャルメディアでの露出を最大限に利用するためには、そのプラットフォームの中でうまくレイアウトやデザインを行うことが重要です。いろんなSNSサービスのデザインテンプレートをまとめたのがTent Socialによるインフォグラフィックです。(画像をクリックで原寸を表示)


インフォグラフィックにはFacebook、Twitter、Google+、Pinterest、LinkedIn、Instagram、YouTubeといったSNSごとのレイアウトデータがまとめてあるわけですが、各サービスのテンプレートは日々改良されているので、あくまでも参考程度にとどめておくのがベター。

◆07:SNSサービス別・モバイル端末からのアクセス比率データ
各種サービスにおいてモバイル端末からの利用率をまとめたものがこちら。


InstagramSnapchatといったサービスが100%モバイルからの利用であるのに対し、FacebookやTwitterは60%台、mixiは11.3%というデータが示されています。


◆08:SNS別ショートカット集
マーケティングとはあまり関係がないかもしれませんが、各種SNSサービスを閲覧しているときに利用できるキーボードのショートカットがまとめられています。


FacebookのページをWindowsマシンで開いた状態で[Alt]+[m]を押すと、新しいメッセージ作成画面が表示されたり……


Twitterのリプライやリツイート、新規ツイートがキーを押すだけですぐに行えるというショートカットが用意されています。


◆09:ブログ活用の現在
ブログの持つ力は依然として大きなものがあります。そんなブログの現状をまとめたものが以下のインフォグラフィックです。(画像をクリックで原寸を表示)


小規模ビジネスでブログを活用しているケースではサイトへの誘導が126%増加し、SNSでのフォロワーになる要因のトップ3がブログの内容によるものとなっています。また、アメリカ国民の81%がブログ上のアドバイスや情報を信用するという統計が出ています。


多くの収益を上げているブログの一例がこちら。ハフィントン・ポストは一カ月あたり233万ドル(約2億4000万円)、2位のMashableも56万ドル(約5700万円)の収益を上げています。


◆10:コンテンツマーケティングツールの活用例
無数にいるカスタマーごとにふさわしいマーケティングを行う「コンテンツマーケティング」と呼ばれる手法に活用される各種ツールをまとめたものがこちら。(画像をクリックで原寸を表示)


キュレーションサービス、コンテンツクリエーションなどのジャンルごとに、サービスを提供している企業が詳細に記されています。


LinkedInなどはアメリカで主流になりつつありますが、日本ではそこまで知名度が高くなく、マーケティング先進国であるアメリカには、まだまだ日本には馴染みのないサービスや手法が多く存在していることがわかります。全てが今すぐ取り入れられる訳ではないものの、これからのマーケティングの動向をしっかりチェックすることでいち早く流れに乗り、ビジネスの可能性を広げていく必要がありそうです。

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in メモ,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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