MacBook AirにLANポートやUSBポートを増設できるドックステーション「LandingZone 2.0 PRO」

今年で30周年を迎えたMacの中で最も薄くて軽いノートブックがMacBook Airです。薄くてスタイリッシュなデザインですが、LANポートがないので無線でしかインターネット接続ができなかったり、USBポートは2つだけなので外付けハードディスクを接続してスマートフォンを充電してしまうとUSBポートに空きがなくなってしまったりします。そんなMacBook AirにUSBポートを増設して、有線接続も可能にしてしまうドッキングステーションが「LandingZone 2.0 PRO」です。

LandingZone 2.0 PRO - LandingZone
http://landingzone.net/products/pro-2/

以下のムービーを見ればLandingZone 2.0 PROのイメージがつかめます。

LZ 2.0 PRO - Instructional Video on Vimeo


これがLandingZone 2.0 PRO。

LandingZone 2.0 PROに付いている白色パーツを……

パカリ。

すると取っ手のついたレバー部分が開き……

LandingZone 2.0 PROの両サイドにあるパーツもこんな感じに伸びます。

ドッキングステーションの左側にはMacBook AirのMagSafeコネクタをセットします。

そしてMagSafeコネクタをセットしたパーツの側面にあるツメを……

カチリ、と降ろせばMagSafeコネクタをLandingZone 2.0 PROに固定することができます。

そしてLandingZone 2.0 PROに電源プラグを差し込み……

この上にMacBook Airをセットします。

そして各種ポートとコネクタの位置を確認。

位置が正しければガチャリと両サイドのパーツを押し込みセット完了です。

これでUSBポートが4つ同時に使用可能になります。

背面にUSB 3.0ポートが3つと、左側面のUSB 3.0ポートで合計4つのUSBポートが使用可能になります。これだけポートがあれば、キーボードや外付けハードディスク、ペンタブやマウスなどを同時につなぐことも可能。

USBポートからはiPhone・iPad・iPodの高速充電も可能とのことです。

LandingZone 2.0 PROの背面左端にはThunderboltポートがあります。

これとThunderbolt対応機器を接続すれば、USB接続よりもはるかに高速にデータのやり取りなども可能。

そしてこのポートは……

Gigabit対応のLANポート。MacBook AirにはLANポートがないので、無線でしかインターネットに接続できませんでしたが、LandingZone 2.0 PROとドッキングすれば有線でもインターネット接続可能になってしまうわけです。

左側面にはセキュリティースロットも付いているので……

セキュリティーワイヤーを装着すれば盗難対策もバッチリ。

USBポートが2つしかないMacBook Airにたくさんの機器をつなぎたい場合はUSBハブが必要ですが、LandingZone 2.0 PROにセットすればその必要もなくなります。

LandingZone 2.0 PROからMacBook Airを取り外す際は、セキュリティーワイヤーを外し……

背面にあるレバーを上げればOKです。

ドッキングステーションからMacBook Airを取り外すのは楽ちんで、ドック側に各種ケーブルをつないだままにしておけば、MacBook Airを持ち歩く度に各ポートからあらゆる接続物を抜く必要がなくなり、ドックに置けば簡単にあらゆる機器に接続できるようになります。

なお、LandingZone 2.0 PROにドッキング可能なのは2012年から2013年にかけて販売されたMacBook Airで、型番はA1465とA1466。型番はMacBook Airの背面に書いてあります。

LandingZone 2.0 PROは現在179ドル(約1万8000円)でゲット可能。ただ単にMacBook Airを固定して使用したい、という人向けには49ドル(約5000円)でゲットできるLandingZone 2.0 LITEもあります。なお、日本への配送も行っており、その際は配送料が別途で約4000～5000円程度かかります。