ぽーんと空中に放り投げるだけでパノラマ360度写真が撮影できるボール型カメラ「Panono」
周囲360度を1枚の写真に収めたいという欲求を満たしてくれるのが、放り投げるだけでパノラマ写真を撮ってくれる「Panono」です。カメラ自体は2011年10月の時点で完成しており特許出願中でしたが、いよいよ製品が完成し、プレオーダーにまでこぎ着けました。
Panono - Panoramic Ball Camera
http://www.panono.com/ballcamera/
Panono: Panoramic Ball Camera | Indiegogo
http://www.indiegogo.com/projects/panono-panoramic-ball-camera
どんなものかというのはこのムービーを見れば一目瞭然。
Panono: Panoramic Ball Camera - YouTube
大勢の人が集まっているところに、一人の女性がヘンなボールを持参。
こういった場所ではいろいろな写真を撮りますが……
このボール「Panono」は間違いなく注目の的。
こんな光景を……
Panonoを放り投げることで、360度撮影できます
子どもが何やら絵を描いています。
Panonoで撮影すると、こんな感じ。
Panonoの開発者、Jonas Pfeilさん。
Panonoは72メガピクセルのカメラを搭載。
内部には36台のカメラユニットが搭載されています。
イメージとしてはこんな感じ、全方位に向けてカメラを向けているような状態。
撮影時にはPanonoを構えて……
高く放り投げればOK
撮った写真はまるで自分がカメラの位置に立っているかのように閲覧することができます。
どういうことかというとこんな感じ、エッフェル塔の足元で撮影した写真を見ているところですが……
タブレットを上にかざすと、まるでエッフェル塔を見上げているかのような角度の写真を見ることができます。
これには通りすがりの人たちもハマってしまったようで……
子どももニッコニコ。
Panonoの内部はこのようになっています。
放り投げるだけではなく、三脚・一脚の先端に取り付けて撮影したり、手持ちで撮影するのもアリ。
この写真は……
渋谷のスクランブル交差点で撮影したもの。
公式サイトでは、Panonoで撮影した写真のデモをみることができます。これは先ほどの渋谷の写真。マウスドラッグでぐりぐりと周囲を見ることができます。
こちらは香港
ベルリンの公園で「マカンコウサッポウ」
本体はこんな感じで、直径は11cm、重さは300g。アプリはAndroidとiOSに対応しています。
Panonoは現地時間1月4日までindiegogoにてプレオーダーを受付中。先行価格として499ドル(約5万2400円)の出資で本体1つがゲット可能、535ドル(約5万6200円)出資ならPanonoとPanono収納ポーチ・専用スティック(一脚)・三脚アダプタが、749ドル(約7万8600円)出資ならPanonoとヘッドマウントディスプレイOculus Rift Dev-Kit1つがゲットできます。なお、749ドルのセットには30ドル(約3150円)の送料が別途必要。配達予定は2014年9月となっています。
・関連記事
周囲360度を捉える全天球カメラ「RICOH THETA」を使ってみました - GIGAZINE
360度のストリーミング映像をスマホやパソコンで見られるカメラ「Bublcam」 - GIGAZINE
iPadを360度回転のホルダーと2つの関節で多方向でキープするスタンド「STHS2」を使ってみました - GIGAZINE
・関連コンテンツ