欲しい情報を効率的に集めてツイートが埋もれるのを防ぐTwitter公式アプリ「TweetDeck」の新機能「カスタム・タイムライン」の使い方
複数のTwitterアカウントをサポートし、カラム(列)型の画面で一度に多くのツイートやメッセージなどの情報を表示することが可能なTwitterクライアントが「TweetDeck」です。もとは2009年にTweetDeck社からリリースされたアプリですが、常に単一のタイムラインが表示されるTwitterよりも使いやすいことから多くの人気を集め、2011年にTwitter社によって買収されました。
Custom timelines in TweetDeck | Twitter Blogs
https://blog.twitter.com/2013/custom-timelines-in-tweetdeck
Introducing custom timelines: create timelines of Tweets for everyone | Twitter Developers
https://dev.twitter.com/blog/introducing-custom-timelines
今回追加された新機能である「カスタム・タイムライン」を使うと、フォローしているユーザーから一部を抜粋して表示するリストを作成することができるようになり、他のツイートに埋もれることを防ぐことができるようになります。また、このカスタム・タイムラインはハッシュタグやトピックをもとに作成することも可能で、欲しい情報を効率的に集めやすくなっています。
さらに、タイムラインにはTwitter上で個別のURLが割り当てられるため、自分のツイートにそのURLを貼り付けてシェアしたり、ウェブサイトに埋め込んだりすることが可能。要するにTwitter公式で「Togetter」のような機能が使えるようになる、ということです。
以下がTwitterが一例として公開しているカスタム・タイムラインの埋め込み例。アメリカで人気のオーディション番組「The Voice」でホストをつとめるCarson Daly氏のカスタム・タイムラインです。「The Voice」のキーワードに反応したリストが作成されているのがわかります。
TwitterでのCarson DalyさんのCarson's Voice Timeline
https://twitter.com/CarsonDaly/timelines/400108543488974849
カスタム・タイムラインを使うにはまず自分のTwitterアカウントを使ってTweetDeckにログインします。
画面左のメニューにある「+」をクリック
右下に表示されている「Custom timeline」をクリック。
「Create custom timeline」をクリック。
すると、TweetDeck画面の一番右に新しいカスタム・タイムラインのカラム(列)が追加されました。これで準備は完了です。
このタイムラインにツイートを追加するには、ツイート右下にあるアイコンにマウスを載せてクリックしたまま……
カラムにドラッグ&ドロップすることで追加は完了です。なお、Google Chromeの場合は下記のようにドラッグ中にURLなどが表示されますが、Firefoxの場合はURLなどは表示されず、ブラウザによって少し見かけが異なりますが、最終的な結果は同じです。
こんなふうにツイートを追加していくことが可能です。
また、タイムラインから削除するには、ツイート右下の「×」をクリックするだけです。
今回追加されたカスタム・タイムライン機能は順次公開されていくことになっているため、全ユーザーが利用可能になるにはしばらく時間がかかるとのことです。なお、一部の選ばれたパートナー向けにベータ版のAPIも公開されています。順次この新機能が使えるようになっていくので、今後は個人レベルでの情報収集や事故・災害時の情報取得などにも役立つはずです。
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