試食

ラーメン二郎の「聖地」三田本店を巡礼してきました


ラーメン二郎と言えば「ドカ盛り」ラーメンの代表で、そのボリュームと中毒性のある味から「ジロリアン」と呼ばれる熱狂的なファンがいるラーメン店ですが、一方で「豚のエサ」といった評価をする人もおり評価は賛否両論です。以前、高田馬場店でドカ盛 豚ダブルラーメンに挑戦しましたが、今度はジロリアンの間で「聖地」と呼ばれているラーメン二郎の三田本店に行ってラーメンをたいらげてきました。

お店は桜田通り沿いに面しており、慶応大学のすぐそばにあります。


ラーメン二郎三田本店に到着。朝の開店した時間帯ではまだ行列ができていませんでした。


お店の前の自販機の飲み物は持ち込み可。


横から建物を見るとこんな感じで、3階建てのビルの1階がラーメン二郎の店舗になっています。


食券機は多くの二郎で採用されているプラスチックの食券が出てくるシンプルなもの。今回は青い食券のラーメン(税込600円)を注文。


食券機の上にはラーメン二郎の社訓や……


下のほうにはミニチュアの人形が置かれています。


店内には慶応大学のサークルなどから送られたフラッグなどが飾られています。


ラーメン二郎で使われているラーメン二郎専用みりん風調味料も置いてありました。


席に座ると「ブタ」と言われるチャーシューが目の前に。食券を店員さんに手渡ししばし席で待ちます。店内では山田総帥が弟子と楽しげに喋りながらラーメンを作っていて、この声がお店のBGM状態。ちょっとした名物店長ですが、その人柄が好かれているというのもお店に行くと分かります。


待つこと10分弱でラーメンが到着。今回はアブラやニンニク、ヤサイの量は変えませんでした。


茹でたもやしとキャベツがたっぷり。ブタと言われるチャーシューも大きめ。


刻みニンニクもたっぷりとトッピングされています。


ヤサイの量を多くしなかったものの、もやしとキャベツがラーメンを覆っています。


麺はヤサイの下に隠れており、見えません。茶色いスープの下には麺を確認。伸びないうちに麺から食べてみることに。


強力粉が使われた太麺はモチモチとしており、独特の食感でスープやアブラにも良くからみます。スープは前日のスープを一定量残し、数十年も継ぎ足しながら使った豚骨ベースのスープに、化学調味料などが入ったタレの合わさったパンチのある味。意外にしょうゆの風味も強く感じます。“ジロリアン”たちは各店舗を巡り、スープの乳化度合いや味の違いを楽しむそうですが、確かに本店は麺やスープなどの油分は普通のお店のラーメン店に比べれば多いものの、アブラやニンニクの味しかしないということはなく、バランスが取れているように感じられました。


もやしとキャベツはスープに浸らない状態だとシャキシャキとした食感が楽しめ、スープに浸った状態だとスープの味が染み込みクタッとした食感になります。


厚く切られた豚肉はチャーシューというよりも「ブタ」という呼び方がピッタリで、脂身が多めで食べ応えがあります。


時間が経つごとに麺もヤサイもスープを吸いますが、麺とヤサイにスープが染みこんだ二郎もそれはそれでアリ。


ヤサイと麺を絡めて食べるとキャベツの甘味が麺・スープと好相性。


完食。朝一番で食べるにはちょっとヘビーなメニューですが、本店は二郎系列の中では珍しい朝9時から営業しているお店ということもあり、「朝ラー」をする客が続々と入店し常に席が埋まっており、客層は学生だけではない様子。二郎は関東を中心に多数存在しますが、本店の味はまた独特で、日本のラーメンを語る上で外せないお店なので、ラーメンが好きなら一度行ってみる価値のあるお店です。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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