試食

大阪のドカ盛り二郎系ラーメン「ラーメン荘 歴史を刻め」で全マシマシを食べてきた


ラーメン二郎といえば「ジロリアン」と呼ばれる熱狂的ファンも生み出すほど人気の超ドカ盛りラーメン店で、ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメを増量したい時は「マシマシ」と伝えるという独特な注文方法で知られています。そんなラーメン二郎の元店長が始めた京都発の二郎系ラーメンチェーンの1つ「ラーメン荘 歴史を刻め 本店」が大阪にあり、毎日行列を作っているとのことなので、実際にお店に行って「全マシマシ」に挑戦してきました。

ラーメン荘 歴史を刻め 本店 - 下新庄/ラーメン [食べログ]
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270307/27051592/

住所は「大阪府大阪市東淀川区下新庄5-1-59」。最寄り駅の阪急千里線下新庄駅から徒歩数分で到着します。急行や特急が停車する1つ隣の淡路駅からでも徒歩10分ほどです。


というわけで19時過ぎにお店に到着。


いつもなら行列ができているのですが、少し到着が早かったおかげか1人分だけ空きがあり、すぐに入店できました。


お店に入る前に自動販売機で注文プレートを購入しておく必要があります。


メニューは全て税込みで「ラーメン(730円)」「豚ラーメン(900円)」「豚Wラーメン(1000)」「持ち帰り豚(900円)」「チーズ(50円)」「豚増し(100円)」「つけ麺(750円)」「ネギ(50円)」「生たまご(50円)」となっています。「麺増し」なるものもありますが、常に売り切れになっており、ギブアップは禁止。相当な覚悟がある強者のみがスタッフから売り切れ解除をしてもらえるという恐るべきメニューです。今回は「豚ラーメン」をゲット。


「ラーメン荘 歴史を刻め 本店」の並盛りラーメンは全て一般ラーメン店の3倍の分量とのこと。少なめ(一般ラーメン店の大盛り)にしたい場合は、下に置いてある白い洗濯ばさみでプレートを挟んで渡せばOK。


席に着く前に入り口でお箸・れんげ・おしぼりを自分でとる必要があります。


はしっこの席に通してもらいました。店内は10名ほどで満員の規模ですが、外を見ると行列ができていました。


カウンターに注文プレートを置いて待ちます。きょろきょろと店内を見渡してみると、上から美少女が「この、豚野郎」と励ましてくれています。


「アブラ増し」の食べ方もが書かれた紙も置かれていたので、自分のラーメンがやってくるまでイメージトレーニングを行っていました。ちなみに、「アブラ」とは背脂と肉クズの醤油漬けのこと。


食べ終わったら食器をカウンターに上げて、おしぼりを入り口の箱に入れると良いそうです。大半の人がその通りにして、食べ終えた自分のテーブルまできれいに拭いて帰っており、常連に愛されている様子。


ラーメンができたらスタッフに「ニンニクいれますか?」と尋ねられるので、「ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメ」などほしいトッピングを伝えましょう。ヤサイとアブラは最初から入っているので、何もなければニンニクの有無だけ答えればOK。今回は「ニンニク有り、ヤサイ・アブラ・カラメ全てマシマシ」と伝えてみました。


そしついに豚ラーメン全マシマシが到着。


横から見るとこんな感じ。来る前にネットで見た写真では、「並盛りの全マシマシなら大丈夫だろう」と思っていましたが、本物を目の当たりにすると少し自信が揺らいできました。


刻みニンニクがたっぷり。


豚ラーメンなのでチャーシューが野菜を1周して並んでいます。


さっそく麺を底から引っ張り出して……


アブラを3分の1ほどかけます。


そのまま豪快にすすりこみます。ガツンと醤油が効いた濃いスープに醤油漬けのアブラが合わさって腹ぺこにはたまりません。麺はもちもちながらも適度に歯ごたえのある太麺で、非常に食べ応えがあります。


スープは醤油ベースで意外にも澄んだ味わいも感じられました。


分厚くカットされたチャーシューがたっぷりで、ほどよく柔らかめに煮込まれています。


アブラもどんどん追加しつつ食べていきます。この時点で半分くらい食べたはずなのですが、丼からラーメンが減っている形跡が感じられないほど。しかし同時にラーメンを受け取った隣の人は、なんとこの時点で食べ終わっていました。


急いでズルズルと麺をかきこんでいきます。このあたりになると、追加したアブラやチャーシューの脂が溶けて、スープが「脂肪の味」に変化していきます。


なんとか麺をほぼ食べ終わり、野菜でラストスパート。なんとか食べ進めますが、この辺りから「大盛にしなくて良かった」と心から思っていました。


最後のチャーシューに挑みます。


なんとか完食……、と思ったらスープの中に潜伏していた脂肪たっぷりのラスト豚を発見。一瞬だけ絶望が垣間見えましたが、なんとか口に放り込みます。豚ラーメンには極厚チャーシューが合計で6枚か7枚入っていました。


というわけで、かろうじて麺と具を完食。スープは最初の醤油ベースの味わいが変化して、脂の甘みを強烈に感じるスープになっており、さすがにスープを飲み干すのは断念。ケンタッキー食べ放題では毎年12本~13本のフライドチキンを食べているのですが、「ラーメン荘 歴史を刻め」のラーメンは、並盛り以上は完食できそうにないほどの圧倒的ボリュームでした。しかしその強烈な味わいは、しばらくするとまた食べたくなってくるのが不思議なところ。


今回訪れたのは平日の19時ごろでしたが、食べ終わるまで間、外には常に10人ほどの行列ができていました。


なお、「ラーメン荘」系列のお店は他にも、京都の「地球規模で考えろ」「夢を語れ」、大阪の「おもしろい方へ」、兵庫の「これが好きだから」など、ユニークな店名が勢揃い。また、アメリカ・マサチューセッツ州に「Yume Wo Katare」も出店しており、「ニンニクモアモア」なるコールも生まれているのだとか。毎週日曜日が定休で近くにコインパーキングもあるので、二郎系ラーメンが好きな人は一度行ってみるべしです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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