J・J・エイブラムスに告ぐ「スター・ウォーズを台無しにしない4つのルール」
スター・ウォーズ エピソード7の監督が「スター・トレック イントゥ・ダークネス」「M:i:III」などで知られるJ・J・エイブラムスに決まり、作品は2015年に公開される予定です。スター・ウォーズは、もともと全9部の作品としてジョージ・ルーカスが構想していましたが、諸事情により第1部~3部までの「新3部作」・第4部~6部までの「旧3部作」で完結したことになっていたので、スター・ウォーズファンにとって新作の決定はビッグニュースとなっていました。
しかしながら、J・J・エイブラムスが、どのように脚本をまとめあげ、映画を製作するかを心配する往年のスター・ウォーズファンもいるようで、「スターウォーズを再び素晴らしい作品にするための4つのルール」と題したアニメーションムービーをYouTubeに公開して、「頼むからスター・ウォーズを台無しにしないでくれ」というファンのメッセージをエイブラムス監督に伝えています。
Dear JJAbrams
http://www.dearjjabrams.com/
4 Rules to Make Star Wars Great Again - YouTube
「親愛なるJ・J・エイブラムスへ スターウォーズを再び素晴らしい作品にするために参考にできる4つのルールを記しました」
「ルール1:舞台は未開拓の辺境地域」
「スター・ウォーズの舞台は大都会ではありません」
「エンパイア(帝国)でもありません」
「ましてや図書館の中でもないです」
「スター・ウォーズの舞台は辺境の地」
「文明からかけ離れた惑星が舞台なのです」
「密輸入者や……」
「バウンティハンターがウロウロしている世界」
「スター・ウォーズは、辺境の惑星が舞台のウエスタン映画なのです」
「ルール2:未来は古びている」
「スター・ウォーズの美しさは、きれいなものや、最新の機器で表現されるものではありません」
「スター・ウォーズの美しさは、汚れで表現されるのです」
「スクラップの世界」
「それこそが辺境の惑星の美しさなのです」
「ルール:3 フォースは神秘的なものである」
「具体的な説明はいつも必要というわけじゃない」
「偉大な力を持つフォースは……」
「魔法と同じ感覚」
「フォースは謎の力なのです」
「ルール4:スター・ウォーズはかわいくない」
「危険なバーに行ったら……」
「腕を失い」
「借金を踏み倒そうとすれば……」
「炭素冷凍されてしまいます。辺境の惑星とは危険な場所なのです」
「スター・ウォーズは絶対にかわいくありません」
「ましてや、ばかげた描写などいりません」
「子ども用に作られたキャラクターなど……」
「スター・ウォーズには必要ないんです!」
「そしてハン・ソロはいつも最初にピストルを撃つのです」
「親愛なる J・J・エイブラムス」
「頼むからスター・ウォーズをめちゃくちゃにしないでほしい」
「スターウォーズを再び素晴らしい作品にするための4つのルール」には、ムービーの制作者が旧3部作をこよなく愛しており、新3部作に失望しているかのような描写が多々見られました。また、エイブラムス監督は、自身の作品内でのレンズフレアの過剰な使用について謝罪を表明したこともあり、スター・ウォーズ エピソード7は往年のファンの期待に応えられる作品に仕上がるかどうか、公開が待ち遠しい映画です。
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