ロンドンの地下鉄の重層立体構造っぷりを見ながらぐりぐりと動かしまくれる路線図「Experiments 07」
ロンドンの地下鉄の路線図は公式サイトから手に入れることができますが、その路線図を立体アートのように見られるのが「Experiments 07」です。地下鉄の路線を平面ではなく立体的に表現することで、路線がどれくらい複雑に入り組んでいるかがわかり、実際に走行している電車もきっちり表現されているので、ボーッと見ているだけでも興味深い内容になっています。
bruno imbrizi : experiments 07
http://brunoimbrizi.com/experiments/07/index.html
上記のURLにアクセスすると、赤い玉が等間隔で並んでいる画面が表示されます。赤い玉が地下鉄の駅を表しており、その玉がつながってロンドンの地下鉄路線の1つ「Central」を表現。また、線内にある小さな直方体は電車で、ゆっくりとしたスピードで走行中です。
右上に表示されているコントロールバーから、表示させる路線・電車のスピード・音声などを設定できます。表示可能な路線は「Bakerloo」「Central」「District」「Hammersmith」「Jubilee」「Metropolitan」「Northern」「Piccadilly」「Victoria」の計9つ。音声は、電車のガタンゴトンという走行中の音に混じりながら車内アナウンスなども流れていて、実際に乗車しているかのような感覚を楽しめます。
デフォルトでは「Central」しか表示されてないので、他の路線のチェックボックスにチェックを入れて、「Close Controls」をクリック。
先ほどまで赤色のCentralしか表示されていませんでしたが、青のPiccadilly、緑のHammersmithなどが加わり一気にカラフルになりました。
右クリックしてドラッグすると、画面を移動することが可能。
右の方向に移動してみました。
また、マウスホイールやタッチパッドを操作してズームイン・アウトもできます。
ズームアウトして路線図全体を見回すとこんな感じ。
左クリックしながらドラッグすると、路線図をクルクルと回転させることも可能。
左方向に回転させてみると、見た目では路線図とは思えません。
さらにグルッと回転させて裏向きに。
路線図をクルクル回転させているだけでもかなり楽しめます。
路線図を少し斜めにして真横から見てみました。この地点からズームインしていき複雑に入り組んだロンドン路線図の旅に出てみます。
少しズームすると青色のPiccadillyが接近してきました。
ズームインしながら遊んでいると、路線図が宇宙空間にあるような錯覚に襲われます。
かなりズームして路線の密集地帯に到達。
さらにズームすると密集地帯を突き抜けて反対側に出てきました。
なお、各路線の玉をクリックすると駅名を表示させる事もできます。
ロンドンの地下鉄の平面路線図はこんな感じです。
Experiments 07を作成したBruno Imbrizi氏はロンドン在住のビジュアル・デベロッパーで、他にも多数の作品をCargoで公開中。近い将来、Imbrizi氏がロンドンだけではなく東京などの立体地下鉄路線図も作成してくれることを期待しています。
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