取材

プラ板をゴリゴリ削るスクラッチビルド技術で誕生した「輪廻のラグランジェ」オービッド ウォクス・シリーズ


プラ板使いのスクラッチビルダーであるSparrow S.A.氏によって制作されたのが、主役ロボット3機のなかから1機を選んで制作するコンバーチブルキット「オービッド ウォクス・シリーズ」です。
ワンフェス2013[夏]の公式カタログの説明によると、スクラッチビルドとは造形用のパテなどを使う今のガレージキットとは違って、それ以前の80年代前半にあった手法となっており、梁を用いてプラ板を箱組みし、曲面を再現する際には積層したプラ板を鉄ヤスリでゴリゴリ削り、パテを使うのは隙間や傷を埋めるときだけ、すべてがほぼ白一色のプラ板だけでできた造形物を完成させる、というもの。現代では過去の遺物と化しているこの技術をフルに使って作成されたのが今回のオービッド ウォクス・シリーズである、というわけ。

こちらは京乃まどかのウォクス・アウラ。愛称は「みどり」。


1/100スケール、全長210mm。


主翼が透明パーツに変更されています。


左から。


去年夏作成のキットをベースに主翼と頭部パーツを追加されています。


こちらはムギナミのウォクス・イグニス。愛称は「フーポォ」。


左後方から。


ウォクスシリーズで最も火力が高い爆撃タイプ。


攻撃能力に特化した機体はF-117を思いおこさせます。


フィン・エ・ルド・スイ・ラフィンティのウォクス・リンファ。愛称は「オルカ」。


オリジナルのメカニックデザインよりもシャープな印象。


まさに機能美という言葉がぴったり。


今にも出撃しそうな後ろ姿です。


なお、ワンフェス以降の一般小売価格税込1万2000円に対して、ワンフェス特別価格は税込9800円とお得になっています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ワンダーフェスティバル 2013[夏]開幕、全記事一覧まとめ - GIGAZINE

コンペティションが行われた「輪廻のラグランジェ」特設ブースまとめ、数十点から選ばれた1位はコレ - GIGAZINE

「フィギュアも写真で見るんじゃなくて、ちゃんと実物を目で見て触ることです」謎の人物8月32日(晴れ)がベールを脱いでぶっちゃけまくりの「輪廻のラグランジェ」デザイナーズトークショー

人が乗れる巨大ロボ「クラタス」を実際に動かしたお披露目の様子のムービーはこんな感じ、価格も判明 - GIGAZINE

3Dプリンターでここまでできることを示す天使の翼を持つ初音ミクやクリスタルブロックなど3Dデータから出力した立体作品いろいろ - GIGAZINE

∀ガンダムのデザインがどのように生まれたかの過程を収めた「MEAD GUNDAM」 - GIGAZINE

in 取材, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.