メモ

物を捨てられない原因と整理整頓ができるようになる4つのルール

By linus_art

ウェブのデザイン事務所でプロダクトマネージャーとして働いていたmikaelchoさんですが、働いていた時間のほとんどを会議中にとったメモを整理したり、必要なファイルを探したりなど、本職とは関係のない整理整頓や何かを探すといった作業にずいぶんと時間を使ってしまっていたそうです。mikaelchoさんはデザイン事務所を退職した後に、今までどれくらい無駄に物を消費してきたか一度見つめ直したところ、どうやって無駄な消費をなくし、物を散らかさないようにするのか理解したとのことで、ooomf物を捨てられない原因や体に及ぼす影響、そして整理整頓ができるようになる4つのルールを公開しています。

ooomf Blog | Tips and other good things.
https://ooomf.com/blog/how-clutter-effects-you-and-what-you-can-do-about-it/

◆なぜ不必要な物を捨てられないのか?

By Ben Cumming

人が物を捨てずに所有し続けるのは、後で使用しようと思って購入したり、友人からもらったものであったり、高価なものなので不必要だけど捨てる訳にはいかないなど必ず理由が存在します。イェール大学の研究員によれば、脳は人間が所有しているものを捨てるときに、紙で手を切ってしまうときと同じくらいの痛みを感じるので、捨てたい物を捨てられずに持ち続けてしまうそうです。捨てたい物に対する感情的・金銭的な思いが強ければ強いほど、人間は不必要な物でもずっと所有してしまうとのこと。

◆散らかった物が脳に及ぼす影響

By jeanbaptisteparis

オフィスのデスクや家のクローゼットなど、自分の周りで整理整頓できずに散らかってしまっているものは、情報を処理したり、集中する能力に悪い影響を与えることが、プリンストン大学の神経科学者の研究から判明しています。研究結果によれば、身の回りが散らかっていると、注意力やパフォーマンスの低下、そしてストレスを増加させる原因にもなるとのこと。また、現実世界だけではなく、写真やメール、フォルダなどPCの中の物も整理されていないと、身の回りが散らかっているのと同じように脳に悪影響を与えてしまうようです。

物をため込んで整理整頓をしなければ脳や仕事のパフォーマンスに悪い影響が出てしまうことを理解したmikaelchoさんは、きちんと整理整頓できるように下記の4つのルールを自分に課したとのこと。

◆01:上限を決める

By Joshua Gardner

Twitterでフォローする人は何人まで、1カ月に購入する本は3冊までなど、整理整頓が必要な物に対して何らかの上限を設定し、それ以上の消費や購入を制限してしまうことです。mikaelchoさんはTwitterでフォローする人数は上限200人まで、読んでいる本を読み終わってから次の本を買うなどのルールを設定したところ、自然に散らかることが少なくなったとのことです。

◆02:収納は小さく

By Ehsan

収納を小さくしてしまうことで、必要なものをすぐ見つけられるようになります。旅行に行く際も無駄に大きなかばんで行かず、小さなものを持って行くほうがいいとのこと。

◆03:月に1度はクローゼットを見直す

By Dan LaMee

月に1度はクローゼットを開けてみて、使っているものと使っていないものをチェックします。もし夏にも関わらず使っていないTシャツがたくさんクローゼットにあるなら、ネットオークションなどで処分しましょう。

◆04:毎日PCのデスクトップを空にする。

By nivlek1

仕事などでPCを使用する人は、1日の終わりにPCのデスクトップに並んでいる全てのアイコンを片付けるように心がけます。

つまり、これら4つのルールを守れば、机の上・部屋の中・デスクトップなどなどを整理することができ、無駄な時間を費やす必要も無く、脳や仕事のパフォーマンスがアップする、というわけです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
長いコードを絡まらないようにきれいに整理整頓する「cableyoyo」 - GIGAZINE

キッチンでの料理や掃除にまつわる、実はちょっと注意した方がいい行動6パターン - GIGAZINE

1日わずか19分で自分の家をキレイにする方法 - GIGAZINE

「動く歩道」を掃除するための最も怠惰な方法 - GIGAZINE

アイコンをまとめる領域を作成してデスクトップが整理できるフリーソフト「Stardock Fences」 - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.