持ち歩いて重量約860g・薄さ17.2mmの「VAIO Pro 11」を使ってみました
ノートPCを持ち歩いたり外で使用することが多いと、軽さ・小ささ・薄さという3要素は非常に重要になってきますが、その3要素をすべて備えているのが「VAIO Pro 11」です。本体のバッテリー駆動時間は11時間になっており、外出先で使う際も作業がすぐに中断される恐れがないということで、実機を借りて実際に外出先で使ってみました。
VAIO Pro 13/11 | “VAIO” | ソニー
http://www.sony.jp/vaio/products/VP21/
VAIO Pro 11は黒い箱に入った状態で編集部に届きました。
中に入っていたのはVAIO Pro 11とACアダプター。
天板には光る銀色でVAIOの文字。天面はツヤツヤしておらず、滑らかな質感です。
重さを量ってみると、公式情報では870gとなっているのですが、実際はさらに軽い862gとなっていました。
ACアダプターを合わせると1100g。
右側面にはイヤホンジャック、USBコネクタ、HDMIコネクタの姿を発見。
DC IN端子は左側面にありました。なお、LANケーブルは直接つなげられないので、有線のみの環境でPCを使う時は別売りのワイヤレスルーターをACアダプターに接続します。
正面から見るとこんな感じ。薄さはわずか13.2mm。
反対側は17.2mmです。
ひっくり返してみました。
裏面にはシートバッテリー接続端子の姿。本体のバッテリー駆動時間は11時間ですが、シートバッテリーをつけると23時間に延びます。
SDカードスロットもひっくり返したときに発見。
カバーがついているので、ホコリなどが入りにくい仕様です。
ディスプレイを開いてみます。
キーボードはこんな感じ。キーストロークは1.4mmで、しっかりタイピングの感触があります。
タッチパッドはNFC機能搭載。
右側からPCを見るとこんな感じ。
左側。
最大ここまでディスプレイを倒すことができます。
ディスプレイを開くと底面が浮き、熱がこもらないような構造。
ツヤツヤした画面のため画面上で滑らかに指を動かせるとは言えませんが、タッチパネルの反応はかなりスムーズで、物理的なキーボードではなくディスプレイ上のキーボードから文字を入力することも可能でした。
キーボードはバックライト機能搭載のため、暗闇の中でも問題なくタイピングすることができそうです。
ディスプレイとキーボードの間にあるのがスピーカー。ディスプレイに反射するように設置されており、ソニー独自の高音質技術を採用してPCらしからぬクリアなサウンドを可能にしています。
シートバッテリーなしでも駆動時間は11時間で、軽々と持ち運べる重量・サイズになっているので、実際にVAIO Pro 11を持って外出してみました。
「VAIO」というロゴマークはPCを開いた時に、対面している人から読めるよう位置しています。
サイズが小さいため、スペースがあまりなくともテーブルを占領してしまうこともありません。またキーボードはパームレスト設計になっているため手首への負担も少なくなっています。
使い終わった後は手間取らず、カバンにサッとしまえるのもポイント。
女性でも軽々持てるので、PCを置くスペースがなくとも片手で持ち操作することが可能です。
VAIO Pro 11の店頭販売モデルのOSはWindows 8の64ビットで、インテル Core i5-4200Uプロセッサーを搭載、ディスプレイの解像度は1920×1080のフルHDになっており、メモリーの最大は4GB、SSDは約128GB。なお、執筆時点での価格.com上における最低価格は12万4800円です。
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