未曽有の大惨事を想定して作られた地下シェルターのことがよくわかるまとめ
戦争時に核戦争を意識して作られた地下シェルターや未来に起こりうる大惨事を予想して作られているものなどをいろいろ集めたムービーが「REAL Apocalypse Shelters -- FAK #24」です。
REAL Apocalypse Shelters -- FAK #24
ウェストバージニア州のグリーンブライア郡にあるThe Greenbrierは一見高級リゾートホテルですが……
地下にはThe Bunkerと呼ばれる広大な地下シェルターが存在します。
The Bunkerは冷戦時にアメリカ合衆国議会のための緊急避難用シェルターとして作られました。現在は誰でも見学できるように公開されているとのこと。
未来に起こりうる未曽有の事態に備えて作られた全長0.5マイル(約804メートル)の巨大な広地にシェルターが立ち並ぶVivosはインディアナ州にあります。
会員制のVivosは大人1人につき5万ドル(約490万円)、子どもは3万5000ドル(約340万円)
80人収容できるシェルターの見取り図はこんな感じ。
室内はかなり豪華な作りになっています。
20メガトンの爆発にも耐えられるように設計されたシェルターのドア。
カンザス州アチソンにもVivosはあります。
カンザス州のVivosはシェルター部分の総面積が200万平方フィート(18万5000平方メートル)。
地表から130フィート(約39.6メートル)の深さに位置します。
ニューヨーク州にあるAdirondack Missile Siloは軍用の古いミサイル格納庫を地下シェルターに改造したもの。
部屋の真ん中にあるらせん階段を使って上り下りするようです。
豪華かつオシャレに仕上がっている内装。
直径52フィート(約15.8メートル)の円柱のような形をしているAdirondack Missile Siloの最深部は地表から185フィート(約56.3メートル)のところにあります。
現在は300万ドル(約2億9000万円)で販売中とのこと。
Luxury Survival CondoもAdirondack Missile Siloと同じく円柱構造の地下シェルター。
地下シェルターの総面積は5万4000平方フィート(約50万平方メートル)
こちらは3~5人用の部屋。
一方6~10人用の部屋はこんな感じになっています。
Luxury Survival Condoは住居以外に、水耕を行う部屋や、図書館、プールなどのファシリティも充実しているとのこと。
今までに出てきた地下シェルターとちょっと様子が違うのがAtlas Survival Shelters。
Atlas Survival Sheltersはさびないように加工された金属製の大きいパイプを……
自宅の地下最深42フィート(12.8メートル)にセットしてくれる仕組み。
部屋の内部は他のものと違ってちょっと狭い感じ。
床板を取り外すと収納スペースもあります。
緊急用出口も完備していて、画像のように付近をいつでも確認可能。
緊急用出口はカモフラージュすることもでき……
フタを閉めればこの通りただの大きな石にしか見えなくなりました。
ロシアとの核戦争に備えて1970年に作られた北京にあるUnderground City。
北京の街の地下を細いトンネルがうねうねと走っているような作りのUnderground Cityは全面積33平方マイル(約85.4平方キロメートル)あります。
地表からの深さは26~59フィート(約8~約17.9メートル)。
90個もある出入り口は北京のメインストリートにちらばっているとのことでした。
近い将来に未曽有の事態が発生するかは誰にもわかりませんが、備えあれば憂いなし、という言葉があるように、しっかりと準備しておくことが大事なのかもしれません。
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