色が変わる青い紅茶や青づくしの料理を「TOCCA CAFE」で食べてきました

料理は赤みがかっていた方が食欲をかき立てるということで一部の例外を除いて青い食べ物はあまり存在しないのですが、阪急うめだに登場したTOCCA CAFEでは、期間限定でレモンシロップを入れると色が変化する青い紅茶や地中海ブルーの食べ物が提供されています。

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TOCCA CAFEは阪急うめだ4Fのカフェ「CHEER'S」が特別仕様になっているもの。

5月22日から6月4日までの期間限定カフェです。

ということで、早速マロウブルーティー（税込650円）のホットを注文。

お湯と茶葉は別々になっていました。

マロウブルーは紫色の花で、胃炎、胃潰瘍、咳などにもいいハーブ。マロウブルーティーはモナコ王妃のグレース・ケリーが好んでよく飲んでいたとのことです。

お湯が冷めないうちに茶葉を投入します。

しばらく待つと……

お湯が淡い水色に変化してきました。

真っ青です。

上から見るとこんな感じ。

1分半ほど待ったところでカップに注ぎます。やや紫がかった青色。ここに、ハニーレモンシロップを追加すると、青かった飲み物がゆっくりとピンク色に変化していくわけです。

ということで、マローブルーティーの色が変化している様子は以下のムービーから見ることができます。

青い紅茶「マロウブルーティー」にレモンシロップを入れるとこうなる - YouTube


青とピンクがグラデーションになった朝焼けのような色合いです。

混ぜてみるとピンク色の飲み物になりました。

マローブルーティーは酸化によって色が変化するため、飲まずに放置してもどんどん色が変わっていきます。もっと早い段階でハニーレモンシロップを投入するとどのように変化するのか……？ということが見たかったので、もう一度注文してみました。

真っ青なマローブルーティーにハニーレモンシロップを投入している様子は以下のムービーから。

鮮やかな水色の「マロウブルーティー」にレモンシロップをいれてみました - YouTube


シロップを入れると、先ほどよりも淡いピンク色に変化しました。

青いメニューは紅茶だけでなく、料理にもありました。以下はフレンチトーストや青いブラン・マンジェがセットになった「トッカ・デイジープレート（税込1470円）」

花型のクッキーが添えられたブリオッシュのフレンチトースト。

ハニーシロップをたっぷりかけていただきます。

切ってみるとこんな感じ。

中はもはやパンの形跡がないほど滑らかで、ヘタのサクサクした食感と合わさって非常にグッド。

表面はクリームブリュレのようにカラメルが乗っており、パリパリとした食感が楽しめます。

そして、茶色い食べ物がなくなってしまったところで青い料理を食べていきます。まずは白くないホワイトチョコでコーティングされたデイジー・プチケーキ。

中にはフィナンシェのような小さな小さなケーキが入っていました。

見た目にかなりインパクトのある青いケーキですが、味はマイルドで、ちょっと甘めなのでアッサリしたマロウブルーティーと一緒に食べるといい感じ。

そして青いブラン・マンジェの上にバジル・トマトのジュレとコンポートを乗せた不思議な食べ物。

ブラン・マンジェは砂糖や生クリームで風味をつけた牛乳をゼラチンで固めたお菓子なのですが、その上にトマトとバジルが乗っているということで、味の予想がつきません……。

すごく青いです。

プリンよりも柔らかな食感で、ふんわりと甘いブラン・マンジェとコンソメっぽいトマトジュレ・コンポートを一緒に食べると、どことなく塩アイスっぽい雰囲気。視界に青い食べ物が入ってくると「一体何を食べているのだろう……？」と少し混乱してしまいますが、目を閉じて味わうと非常に上品で優しい味わいでした。

なお、デイジー・プレートを食べている間にマロウブルーティーの色はどんどん変化していき、最後の方は通常の紅茶のようなあめ色に変化。

青い食べ物に囲まれながら食事している様子はちょっとシュールかもしれませんが、水色の紅茶の色が変化は思わず「おおッ」と感動してしまう鮮やかさなので、買い物に疲れた時やリフレッシュしたい時に寄ってみるとよさそうです。