崖から飛び降りたがパラシュートの不具合でそのまま地面に激突するまでの一部始終を記録した映像
建物やアンテナ・橋の上・崖などからのダイブを楽しむエクストリームスポーツ「ベースジャンプ」で、1000フィート(約300m)という高さの崖から飛び降りたジャンパーが、うまくパラシュートが開かなかったために地面に時速40マイル(約64km)で激突するという事故が発生しました。一部始終は彼の頭に取り付けられていたカメラで記録されていましたが、幸運なことに彼は軽傷で済んでいます。
Daredevil base jumper escapes death by inches - YouTube
ベースジャンパーのマシュー・ゴフさん。
その友人。ベースジャンプは低高度から飛び降りるため、パラシュート展開の確実性が高いスカイダイビングよりも危険なスポーツだそうです。
崖の上から思いっきりダイブ
崖とわずかにしか離れていないところを落ちていくゴフさん
やがて、パラシュートを展開すると視界は下向きから横向きになって、遠くの空が見えるように。
しかし、パラシュート展開が不完全だったらしく、崖の方に流されてしまって……
激突。カメラはゴフさんの叫びを捉えています。
姿勢を制御できずに振り回されるゴフさん、崖に再びぶつからないように、うまく崖を蹴ってガード。
そのままどんどんと高度が落ちていって……
グラウンドのようなところが見えてきました。
激しく映像が乱れ、いま降りてきた崖を見上げる形に。
ここで視点はゴフさんのもとに駆け寄る友人のものに。
ぐったりしているゴフさん
しかし、意識はあり、ちょっと鼻血を出している以外、大きな外傷は見られません。
すぐに救急隊がやってきて運ばれていくゴフさん。
救急車から降ろされるときには少し笑顔に。激突時の衝撃は時速40マイル(約64km)ほどで、あと少し落下地点がずれていたら障害物の上に落ちていて、軽傷では済まなかった可能性も……。
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