メモ

サーファーがサメに脚を食いちぎられて死亡

by 126 Club

朝の海でサーフィンを楽しんでいた男性がホオジロザメに脚を食いちぎられて亡くなるという痛ましい事故が起こりました。

サーファー仲間が意識を失った男性を見つけて浜へと引き上げ、救命処置をしたものの、病院で死亡が確認されました。男性の太ももは半分に引き裂かれ、ふくらはぎの筋肉はわずかしか残っていなかったそうです。

詳細は以下から。
Nicholas Edwards: Australian surfer in great white shark attack dies | Mail Online

妻と2人の子どもを持つ鉱山労働者のNicholas Edwardsさん(31)は、現地時間8月18日の早朝もサーフィンを楽しんでいました。少し離れたところでは同じように4人ぐらいがサーフィンをしていました。その中の1人、Eddie Kilgallonさん(42)は地元サーファーのMatt Mannersさんが「サメだ!サメだ!」と叫ぶのを聞いて、あわてて海岸へとパドリングをはじめました。Kligallonさんが浜に上がると同時にアザラシの群れも浜に上がってきたのですが、最初それがアザラシだと気付かなかった彼は「ああサメだ、これで俺もおしまいだ」と思ったそうです。


地元に住むBob Alderさんは、岬近くにある家のバルコニーから波を見ていて、半分になったサーフボードが乗り手のないまま漂っているのを発見しました。最悪の事態を考えたAlderさんは浜へと下り、Edwardsさんを岩礁の上で発見。何人かで無意識のEdwardsさんを海岸へ運び、心肺蘇生法を施しました。

Nicholas Edwardsさん。


Alderさんが漂っているのを見つけたボード。半分に食いちぎられています。


Edwardsさんの脚は半分がぱっくりと裂けてボロボロになっており、ふくらはぎの筋肉はわずかしか残っていない状態でした。Kligallonさんらはジャンパーやサーフボードのロープを使って止血処置をして、20分後に到着した救急隊に引き渡しましたが、Edwardsさんは病院で死亡が確認されました。

「少年らが必死で心肺蘇生法や声かけなど、可能な限りやれることをしていました。私は彼が結婚指輪をしているのに気付いて、奥さんはまた会いたいと言っているぞと声をかけました。すると、真っ白だった彼の顔色がすこし戻ったんです。それで、彼には見込みがあると思ったんです」と、Kligallonさんは語りました。

Edwardsさんの死を聞いて、救助にあたった仲間の一人は泣き崩れたそうです。Alderさんは「まるで兄弟を失ったかのようです。とてもいい人でした」とEdwardsさんの死を惜しみ、「私たちはサーファーです、これはいつ誰の身に起きるかわかりません」と事故を振り返りました。

オーストラリア西海岸ではホオジロザメは一般的な存在であり、早朝サーフィンが危険なものであるということもまた一般的に知られています。西海岸でのホオジロザメによる死者は、2008年12月にカニ獲りのため息子とともにシュノーケリングしていたBrian Guestさん(51)の事故以来のものです。

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in メモ,   生き物, Posted by logc_nt

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