生身で時速250kmの世界最速飛行を体験できる映像「SENSE OF FLYING」
「飛行機から飛び降りるスカイダイビングと比較して非常に危険であり、エクストリームスポーツの一つに分類され、その中でも最も危険なものとされる」スポーツ「ベースジャンピング」、その一部始終を撮影したムービーが「SENSE OF FLYING」です。
この競技で世界最速の男と呼ばれるEspen Fadnes氏が挑戦しており、フルスクリーンにして最大ボリュームにすると、実際に飛ぶ雰囲気を追体験できる仕組みに仕上がっています。
Release of the film SENSE OF FLYING! | Sense of flying – Espen Fadnes Goovinn
SENSE OF FLYING on Vimeo
SENSE OF FLYING - YouTube
今回飛ぶことにしたのはここ、ノルウェーのStryn
崖っぷち
端っこにトコトコと進んでいきます
30秒前、右上の「点」みたいなのがEspen Fadnes氏
Espen Fadnes氏から見た視点の景色
10秒前、バサァッ
滑空と言うよりもガケに向かって飛び降りる、そんな感じです。
カウントダウン中
……2、1!
ゼロ!
発進!
Espen Fadnes氏は体のいろいろなところにカメラを付けており、これはガケがどんどん遠ざかるという後ろ向きの視点
Espen Fadnes氏視点、こうやって見ると気分が良さそうです
が、実際にはすぐ側にガケが迫っており、非常に危険
どんどん地面が接近してくる感じで、滑空と言うよりも「飛び降りている最中」と言った方が感覚的には近い
あらかじめ想定していた飛ぶラインに沿って滑空
「ホーリーシット!」(今回は「こいつはやべぇ!」ぐらいの意味、本当にいい意味でヤバい)
ゴゴゴーという風切り音がすごい
高所恐怖症の人が見たら気が遠くなるような映像がここから続きます
びゅーん
パラシュート展開
フルコントロール成功
そして着陸
無事生還
達成感あふれるいい笑顔、実にいい笑顔
今回の滑空コースはこんな感じ
標高1240メートル、時速250キロメートル、飛行距離は実に2.5キロメートル
ムービー後半はこの映像のメイキングとなっており、これも見応えあり
そもそもあそこから飛ぶためには登山する必要性があるわけで。
必要な荷物全てを背負って山頂へ
あの頂上を目指すわけです
到着
ベースジャンピング用の服に着替え中
命がけなのでチェックは入念に
実際のムービーではメイキングの後半が仮想的にべースジャンパー気分を体験できる一人称視点のムービーとなっており、この映像撮影中のEspen Fadnes氏の脈拍はテイクオフ前は150、飛行中は170となっています。
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