収益を邪魔している原因を1日以内に発見する11の方法
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By epSos.de
スタートアップやベンチャー企業などの収益を上げる1番の方法はソフトウェアに新しい機能を追加したり、ウェブサイトにお金をかけて見やすくしたり、顧客に意見を求めることではなく、購入に至らなかった人たちからフィードバックを得ることです。あなたの製品を購入した人たちから話を聞くことは十分ではなく、購入をしなかった人たち、つまり将来購入に至る可能性がある人たちから意見を聞くことのほうが大切です。では、一体どうやって購入しなかった人たちからフィードバックをもらえるのか?A Smart Bearが「収益を邪魔している原因を1日以内に発見する11の方法」としてまとめています。
Discover what’s blocking sales with less than a day of work by @ASmartBear
http://blog.asmartbear.com/more-sales-customer-feedback.html
◆01:製品をダウンロードする前にアンケートフォームに記入させる仕組みにする
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By fabuloz
お客さんがソフトウェアや製品の無料トライアルなどをダウンロードする前にアンケートフォームに記入させる仕組みを作ります。一見、フォームに記入させることはダウンロード数の低下につながりそうですが、Smart Bearではそのようなことは起きませんでした。アンケートフォームに記入されたEメールアドレスの中から、製品を購入しなかったお客さんに購入に至らなかった理由を聞くこと。あなたが思っているより多くの人が質問に答えてくれるはず。
◆02:オプトイン無料メールマガジンを作成する
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By Caro's Lines
今すぐオプトイン無料メールマガジンを作成して、お客さんリストを作ること。無料メールマガジンを購読する人とは、あなたの製品に興味を持っているが購入には至らないという人がほとんどなので、その人たちのリストを作成します。リストのお客さんに、「新しいソフトウェアの素晴らしい機能」「機能を有効的に利用するちょっとしたアドバイス」「成功者のサクセスストーリー」「あなたやあなたの製品に関して書かれた記事の紹介」「リストの人たちが利用しそうなベンダー企業とのパートナーシップのお知らせ」「期間限定クーポン」「リストの人たちが住む場所付近に行くので、少し立ち寄ってソフトウェアの紹介をさせてください」などの内容を含んだメールマガジンを送ること。
◆03:購入に至らなかったお客さんにフィードバックのお礼として無料でプレゼント
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By FutUndBeidl
製品のトライアルまで進んだが購入には至らなかった人に対して、フィードバックをくれたらお礼に無料でプレゼントを送る。プレゼントは25ドル(約2460円)や50ドル(約4900円)程度のもので構いません。例えば、「Etsyなどで入手可能な世の中に役立つもの」「KivaやWikimedia Foundation、Free Software Foundationなどチャリティーサイトへの寄付金25ドル(約2460円)」「Amazonのクーポン25ドル(約2460円)相当」「あなたの会社のロゴなどがプリントされたTシャツやマグカップやマウスパッド」「xkcdやDespair, Inc.のカレンダーなど、あなたの会社には全く関係が無いが、お客さんが欲しがるもの」など。長期にわたって無料プレゼントをするのではなく、無料プレゼント用資金の上限を設定して無くなったら終了します。
◆04:最低でも製品を購入したお客さん1人と電話で話す
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By danielfoster437
ソフトウェア購入経験があるお客さんと最低でも15分間電話で製品のトライアルと購入過程について下記の4項の質問をします。
・「自分の会社を知った経緯」
どうやってお客さんが自分の会社を知ったか聞くことによって、どのマーケティングツールにもっとお金と時間を掛けるべきかわかります。
・「購入に至るのを後押ししたコンテンツ」
自社のホームページのどのメッセージがお客さんにとって重要かがはっきり。もしそのメッセージが目立たない場所に配置されているなら、はっきりと目立つ場所に移動。
・「ソフトウェアを購入した1番の理由」
あなたのホームページや製品の広告上ですぐに解決しなければいけない、ソフトウェアの弱点がわかります。
・「ソフトウェアの無料トライアル中、難しかったもしくはよくわからなかった点」
トライアルを途中で放棄し購入に至らなかった人が、「なぜトライアルを途中で辞めてしまったか」という理由を知ることが可能。
◆05:ソフトウェア・アンインストーラーにアンインストールの理由を尋ねる条項を組み込む
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By Graceful Cake Creations
アンインストールの理由をわざわざ教えてくれる人なんていないと思われがちですが、たまに自分の意見を言いたい人はいます。ほとんどの場合まじめな回答が得れることはないですが、まれにアンインストールに至った理由を明確に書いてあるゴミに埋もれた財宝のような回答もあり。
◆06:購入者からの声を聞く
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By Bindaas Madhavi
購入者の意見にはあなたの製品の弱点やセールスポイントが含まれており、例えば、あなたがソフトウェアのセールスポイントだと思っていた点について購入者が全く意見してなかったら、もう一度そのセールスポイントが本当に重要であるかどうか考えなおしたほうがよさそう。大事なことはあなたの意見ではなく購入者の意見です。
◆07:ウェブアプリケーション、デスクトップアプリケーションそれぞれにフィードバックを促すリンクやヘルプメニューアイテムをつける。もしくは購入者が退会するときにフィードバックを聞くようにする
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By Gem Trem
リンクの名前は「フィードバック」という退屈な言葉より、「クレーム受付」や「ソフトの悪口受付」など人を引きつける言葉であればよりいいですが、フィードバックフォームは複雑なものにする必要はなく、シンプルな「Contact Us」フォームや電子メールクライアントを開く設定にすればOK。
◆08:製品レビューと引き替えににソフトウェアのコピーを譲渡する
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By mcw026
製品レビューはソフトウェアのフィードバックだけではなく、製品の評判を上げる効果もあります。もしあなたのソフトウェアが初期不良なら、ソフトウェアのコピーをもらった人はめんどくさがって製品レビューなど書きません。製品レビューに気に入らなかった点や気に入った点が入り交じっていても心配無用。実際に、レビューの評価が分かれている製品のほうが、製品レビューの評価が最高のものよりダウンロード数は多いというデータがあります。
◆09:30分の製品フィードバックセッションと引き替えにソフトウェアのコピーをプレゼント
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By asenat29
製品のトライアル期間が終了しても購入者ゼロ、トライアル使用者に製品の購入を促すEメールを送信しても返信ゼロといった経験はよくあります。もし製品に興味があってダウンロードまではするが購入する意志はゼロというお客さんを抱えているならば、このような人たちにソフトウェアの無料プレゼントと引き替えに電話でのフィードバックをお願いします。無料でソフトウェアを譲渡しても、もともと購入する意志がなかった人たちなので、収益上損はせず、損をするのは無料で製品サポートを提供する場合のみです。また、無料でソフトウェアをもらった人は同僚などに、無料で製品をゲットできる方法を伝える恐れがありますが、「1つの会社につき無料でダウンロードは1度まで」などとルールを設定しておけば問題ありません。
◆10:地元のベンチャー企業や起業家、ユーザーグループから製品のフィードバックをゲット
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By Victor1558
ほとんどの都市にある起業をサポートする団体に、自社製品を使用してもらいフィードバックをお願いします。サポートをお願いする団体はベンチャー企業、起業家、ユーザーグループのうち誰でも構いませんが、将来的にお客さんになりやすいユーザーグループがベストです。フィードバックを受け取ることができなかったとしても、ベンチャー企業や起業家、ユーザーグループの前で製品のプレゼンテーションを行うことは、もう一度製品を見つめ直す機会になるはずです。
◆11:UserVoiceやGet Satisfactionなどのフィードバック専用ウェブサービスを使う
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UservoiceやGet Satisfactionは無料もしくは低コストで使えるフィードバック専用のウェブサービスで購入者はお互いのフィードバックに投票することができます。自分のアカウント情報を忘れたり、新しくアカウントを作成するのが面倒だという人は多いので、匿名のフィードバックも受け付ける設定にするのがオススメ。悪口のような最低なコメントを書かれることもありますが、すぐに消去することも可能なので心配は無用です。
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