オフィスであなたの体と健康を破壊して悪影響を及ぼす18個の原因とは?
By hufse
肉体労働が体に負担をかけるのはもちろんですが、オフィスでのデスクワークもまた知らぬうちに体に負担をかけていることが多々あります。具体的にオフィスでのどんな習慣や環境が体に負担をかけているのか?ということでBusiness Insiderがオフィスワーカーの体を破壊する要因を18項目にまとめています。
18 Ways Your Office Job Is Destroying Your Body - Business Insider
http://www.businessinsider.com/18-ways-your-office-job-is-destroying-your-body-2013-2
◆01:1日中イスに座っている
By Incase.
痛みをあまり感じないからといってイスに座り続けていると、知らぬ間に体に負担を与えてしまい、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの筋骨格系疾患、肥満、糖尿病、ガン、心臓病などのリスクを上げてしまいます。
◆02:姿勢を悪くする
By Coal Miki
長時間座っていることに加え、前かがみになるなど姿勢を悪くしていると、さらに体に負担をかけてしまい、関節炎や髄液包炎などで慢性的に苦しむこととなります。
◆03:ケガをするような仕事のやり方
By leeleblanc
座りっぱなしのデスクワークがよくないということで、イスの代わりにゴムボールに座ったり、ランニングマシンの上を歩きながら仕事を行うという会社もありますが、ウォールストリート・ジャーナルの調べではランニングマシンを使ったデスクワークなどはタイプミスが増え、さらにイスから落ちる可能性も増えるので、いくら健康にいいといってもケガをするような仕事の仕方は控えた方がよさそうです。
◆04:モチベーション・ミーティング
By The Next Web
従業員のモチベーションを上げるために雇用者がエクササイズやモチベーション・ミーティングを行うことは時に有効ですが、研究によると、このような試みは逆に従業員を落ち込ませる場合もあるとのことなので、慎重さが必要です。
◆05:質の悪い空気
By robertg6n1
部屋の中の空気は外気の100倍まで汚れていることがあり、特にあまり手入れのされていない建物に設置されたエアコンの中は有毒物質やカビ、危険なバクテリアで汚染されており、体の不調を引きおこすことがあります。EPAはこれをシックハウス症候群と呼んでいます。
◆06:コピー機やプリンターの過度な露出
By Quasimondo
コピー機は咳やめまいの原因となるオゾンを微量に放出しているため、フィルターを変えないまま放置してると、胸の痛みや炎症を引き起こすこともあります。また、トナー式のプリンターは肺や血中に粒子が入り込み、健康上の問題を引き起こすという研究結果も出ています。
◆07:熱くなったノートPCを長時間使う
By Yersinia
ニューヨーク大学の研究によれば、ノートPCを膝の上に載せて使うと熱によって精子の質が低下する可能性があることがわかっています。
◆08:1日に10時間以上働く
By Caucas'
ヨーロッパの研究によると、1日11時間以上働く人は7~8時間働く人に比べ狭心症や心臓発作などのリスクが60%も高いとのこと。
◆09:延々とコンピューター画面を見つめる
By Holy455
長時間コンピューター画面を見つめていると目を悪くする他、頭痛や偏頭痛を引き起こすこともあります。
◆10:過剰な照明
By Toni Blay
PC画面や室内の過剰な明るさは頭痛を引き起こすだけでなく、体内時計にも影響を及ぼし、過度の疲労やストレス、高血圧、ガン腫を生み出します。
◆11:ものすごく退屈する
By Gabriela Camerotti
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究によると、退屈さを訴える人は早くして亡くなるとのこと。同時にこの研究では、過度の退屈を訴える人は心臓病・脳卒中になるリスクや、仕事中に事故にあうリスクが高いということも報告されています。
◆12:汚れたキーボード
By Jonas Norling
清潔に保たれていないキーボードは細菌の温床となり、ブドウ球菌や大腸菌など人体に悪影響を及ぼすものを含めたバクテリアの数がバスルームの5倍にまでのぼります。
◆13:人の出入りが多い場所での細菌
By Microbe World
バクテリアが多く見られるのはキーボードだけではなく、蛇口やドアノブ、エレベーターのボタンなど不特定多数が多く使用する場所も同様です。そしてそれらはあなたを殺すこともできます。
◆14:タイピングのしすぎ
By woodleywonderworks
タイピングのしすぎは腕や手首の痛みを伴う手根管症候群になる原因としても知られています。手根管症候群は悪化すると神経を損傷したり筋消耗を引き起こす疾患です。
◆15:タイトな締切
By hufse
締切が厳しい時、人はいらだちを感じ、カリフォルニア大学によると学習能力や記憶力にも影響を及ぼすとのこと。この種類のストレスは短期間であっても1週間や1ヶ月もストレスが続いたのと同じくらい悪影響があります。
◆16:常に同じ場所でマウスを持つ
By Fotos Nikon D40/D50
マウスをいつも同じポジションで持っていると、長期間にわたり同じ姿勢で同一の筋肉を酷使することによって、神経や腱、筋肉が異常をきたす「疾患反復運動過多損傷(RSI)」になる可能性があります。この疾患は悪化するとかなり痛みがあるらしく、転職を余儀なくされたプログラマーもいるほど。
◆17:スマートフォンの酷使
By John Piekos
スマートフォンの酷使も関節を傷める原因であり、小さなボタンを押し続けたために血行不良や炎症を引き起こしてしまうことはBlackBerry thumbと呼ばれています。これもRSIの一種であり、痛みが手首まで達する場合もあるとのことです。
◆18:昼食にファーストフードを食べる
By Alison Faith
オフィスで仕事をしていると昼食は楽しみの1つになりますが、ファーストフードは同じ大きさをした通常の食べ物に対して2倍のカロリーがあり、さらに酸化した油が使ってあるため、心臓病のリスクを増大させます。
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