試食

巨大な野生種えのき茸「元祖の野生種なめ茸」とピリ辛「元祖の本辛なめ茸」試食レビュー


「なめ茸開発元祖」をうたう小林農園のなめ茸「元祖の野生種なめ茸」「元祖の本辛なめ茸」の2品をゲットすることができたので、一体元祖の味はどんなものなのか食べてみることにしました。

自然食品製造元 有限会社小林農園 | 商品:元祖の野生種なめ茸
http://www.nagano-mall.jp/list.cgi?id=G010900000002

自然食品製造元 有限会社小林農園 | 商品:元祖の本辛なめ茸 200g
http://www.nagano-mall.jp/list.cgi?id=G010900200005

左が「元祖の野生種なめ茸」(税込475円)、右が「元祖の本辛なめ茸」(税込370円)です。商品名「なめ茸」は昭和36年に小林農園が野生原種菌えのき茸で高級佃煮を開発したことに始まるとのこと。


元祖の野生種なめ茸から見てみます。ビンの中身が見えていますが、えのき茸のサイズがしめじのように大きめ。


野生のえのき茸を自然に近い環境で栽培しているとのこと。


原材料はこんな感じ。調味料も国産品にこだわり、化学調味料、保存料、防腐剤などの添加物も使用していないそうです。


100グラム当りのエネルギーは89キロカロリー。


固形分が80%ということで、フタを開けてみると身がぎっしりと詰まっていることがわかります。なめたけは固形分の多さが満足感をかなり左右するというのは以前に別件でなめたけを記事化した際に思い知っているので、この固形分の多さはグッドです。


まるでキクラゲのようですが、これでもえのき茸です。一体どんな味がするのか、期待大。


なめ茸と言えばやはり白ご飯が一番合うので、かけてみました。


えのき茸の身が大きく、さらに芯が通ったような硬さがあるため、歯ごたえはシャキシャキ。通常のえのき茸よりはるかに大きく食べごたえも段違いなので、味はなめ茸なのですが、もはや別の料理のように感じられます。味としては調味料の甘みも控えめで、香り高いしょう油の風味が味わえ、これがご飯によく合う。ぬめりがあるため、のどの通りも良く、ご飯も一緒にスルスルと入ってきます。


一般的にスーパーで売っているなめ茸と比較してみても、やはり身が大きく歯ごたえはかなりのもの。また甘みが控えめになっているので、くどさがあまり無いので、食べやすく感じられました。


こちらは元祖の本辛なめ茸。


甘口唐辛子を加えており、上品でまろやかな辛味が特徴とのこと。


原材料を見ると、えのき茸は長野県産で、唐辛子も加えてあることがわかります。こちらの商品も、添加物は入っていません。


100グラム当たりのエネルギーは85キロカロリー。


フタを開けてみると、こちらもえのき茸がぎっしり。さらに唐辛子の赤い粒も確認できます。


ビンから出してみるとこんな感じ。


やはり、こちらも白ご飯と一緒に食べてみることに。


唐辛子の辛さがなめ茸のぬめりによく染み出していて、ピリ辛風味でご飯によく合います。元祖の野生種なめ茸は食感が特徴でしたが、こちらは唐辛子が入っているだけに露骨に一般的ななめ茸と味が違うのが特徴です。しょう油の風味もあり、さらに辛味もきいているので、ご飯だけでなくパスタなどにも合いそう。


せっかくなので、野生種のなめ茸やスーパーに売っているなめ茸と食べ比べてみました。基礎の味付けの方向性は、野生種のなめ茸と同じで甘さは控えめであることがわかります。大きさは通常のなめ茸サイズなのですが、歯ごたえはシャキッというよりもコリッとした感じで弾力があり、食感は豊かです。


えのき茸自体に強い味があるわけではないので味に差が出にくいなめ茸ですが、元祖の野生種のなめ茸はそもそもえのき茸の大きさが通常のレベルをはるかに超えており食感で大きく差別化し、また元祖の本辛なめ茸は唐辛子で風味にアクセントを加えることで味の違いを露骨に出しているので、両者とも存在感が光る一品になっています。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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