JALの機内食でKFCのあの味を再現「AIR ケンタッキーフライドチキン」試食レビュー
JALの機内食にKFCのフライドチキンが登場することになりました。この「AIR ケンタッキーフライドチキン」は12月1日(土)より開始されるサービスで、JAL国際線欧米路線にて提供されるそうです。高度が変わると味覚が変わったりしますが、果たしてどのような味になっているか、地上からではありますが試してきました。
2012年11月28日 空飛ぶフライドチキン「AIR ケンタッキーフライドチキン」提供開始
http://press.jal.co.jp/ja/release/201211/002325.html
会場に到着すると、「空を飛ぶ。」プロジェクトでJALとコラボしている、ジブリの「空想の空をとぶ機械達」に登場するアルシーネが展示されていました。
会場の中はこんな感じ。
3連シートとともにカーネル・サンダース像がお出迎え。
まずはJALの植木社長、KFCの渡辺社長からのあいさつ。渡辺社長はカーネル・サンダースと同じ服装で登場と、気合バッチリ。よく見ると髪型も似ています。
お待ちかねの機内食が運ばれてきました。飛行機の機内で使用されているのと同じカートで、少しだけフライト気分が味わえます。
チキンはカーネル・サンダースの写った特製のボックス入り。
パカッとオープン。2種類のチキンが入っており、左が手羽元を使用した骨付きチキンで、右がムネ一枚肉のチキンフィレ。機内の設備で一番良い状態になるように、チキンの大きさにもこだわっています。さらに、KFCでは鶏肉を揚げる際に圧力釜を使用しますが、機内で食べても地上と同じ味が楽しめるように圧力を調整したとのこと。機内では火気が使用できないため、地上で揚げたものを機内のオーブンで加熱し提供しているそうです。
まずは骨付きチキンから。
高度が変わるために微妙に味付けが変えてあるかと思いきや、意外にもいつものKFCと同じ味。というのも、機内検証を重ねた結果、スパイスなどの味は高度が変わっても変化しなかったため、機内でも地上と同じ味付けで提供することになったそうです。
次はこのフラットブレッドと一緒に食べてみます。薄く平たい形状ですが……
実はチキンフィレサンドのようにバーガーにして食べることができるのです。
まずは付属のマヨソースをパンにぬりぬり
次に、同じく付属しているレタスを乗せて
その上にチキンフィレを置きます。
完成です。しっとりとした食感のパンはチキンフィレとの相性よし。パンはユニークな形状をしていますが、サンドして食べるときに具材がこぼれにくくなっているのはグッド。
チキンは地上と同じ味になるよう、オーブンでの加熱温度、加熱時間を工夫しているとのこと。今回試食したものは、機内での加熱状態と完全に同じではありませんが、チキンフィレはジューシーで肉のうま味が味わえる、KFCのあの味でした。
また、コールスローサラダもついてきます。
この機内食はJAL国際線欧米路線の成田発のニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロサンゼルス、サンディエゴ、ロンドン、パリ、フランクフルト行きのプレミアムエコノミー、エコノミーのクラスで提供され、期間は2012年12月1日~2013年2月28日(※サンディエゴ線では2012年12月2日~2013年2月28日)となっています。チキンということで、クリスマスシーズンに乗るとちょうど良さそうです。
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in 取材, 試食, Posted by darkhorse_log
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