ハードウェア

iPhoneを笑ったりすねたりと表情豊かなロボットに早変わりさせる「Romo」


アプリをダウンロードしたiPhoneを設置すると表情のころころ変わるロボットになるのが「Romo」。iPhoneやPCから遠隔操作してRomoを街で走らせ写真やムービーを撮ったり、テレビ電話として使用することが可能。障害をよけて自律運転することもできます。

Romotive
http://romotive.com/

Romo - The Smartphone Robot for Everyone by Romotive — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/peterseid/romo-the-smartphone-robot-for-everyone

Romoを操作する様子は以下のムービーから。

The New Romo on Vimeo


これがころころと表情を変えるiPhone用ロボット「Romo」です。


Romoを作っているRomotive社はPeterさん、Kellerさん、Phuさんの3人によって設立されました。


こんな感じの箱に入っています。


中身を取り出してみました。iPhoneを設置しない状態での大きさは縦142mm×横114mm×高さ76mmです。


使い方は簡単。まず、Romoのアプリをダウンロードします。


Romo本体にiPhoneをセットして……


別のiPhoneから操作します。


飲み物の入ったコップを運んできてくれるRomo。


持ち主のもとに飲み物を届けると、さっと後ろに下がりました。


街の中をぐるぐると走り回っています。


操作画面はこんな感じ。遠隔操作してカメラで街の様子を撮ったり、Romoの表情を変えることができます。


Romoはペットであり、オモチャであり、コミュニケーション手段であり、教育ツールにもなります。


手を振る2人の子どもの先には……


遠く離れた場所にいる母親。


テレビ電話として使用しています。


片手で持って……


カバンにしまえる大きさなので、持ち運びも簡単に可能。


とても感情的で、表情をころころ変えます。


ちょっと不機嫌そう。


つーん。


悲しげな表情です。


大あくび。顔認識技術を搭載しており、使う人によって異なるコミュニケーションの取り方をします。


少し前までロボットはSFの世界のものであり、現実にあっても手に入れるのは難しいものでした。


しかし、Romotiveは誰でも手に入れることができるポータブルなロボットを開発したのです。


オリジナルのRomoは2011年にKickStarterで出資を募り、商品化に成功しています。


左が従来のRomoで、これをさらに改良したのが右側にある新型のRomo。デザインも洗練され、以前のRomoの10倍はいいできだ、とのこと。


デザイン画はこんな感じ。


ノリノリで作業するカスタマーサービスのJamesさん。


ハードウェアだけでなく、ソフトウェアも新しいものに作り替えられました。


向きを素早く変えられたり、iPhoneの角度も自由自在で、360度すべてを把握できるように。


コネクタの関係からRomo本体にセットできるのはiPhone 4、iPhone 4S、第4世代iPod Touchとなっていますが、操作はiPhone 5やPCからでもOK。


自律運転もできます。


障害にぶつかり、ひっくり返ってしまっても……


自分でくるんと元の位置に戻ります。


ソフトウェア開発キットを含むため、独自にアプリを開発したり、それをシェアすることも可能。


Romoは現在、ソフトウェア開発のための出資を募っている最中。アメリカ国内であれば150ドル(約1万2000円)、アメリカ国外の場合は175ドル(約1万4000円)の出資によってRomoを一つゲット可能。


なお、締め切りは日本時間の日本時間の11月15日(木)15時43分です。

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in ハードウェア,   動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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