ハードウェア

スカイプを使ってカメラの位置や向きを変えられるAndroid用ロボット「Botiful」


スカイプを使った通信中に相手の手元にあるロボットを操作してカメラの位置や向きを変更することができるAndroid端末向けのロボットが「Botiful」です。遠隔操作して留守番中の子どもや寝ている最中の赤ん坊の様子を見たり、出席できなかったミーティングや飲み会で使って、まるでその場にいるような雰囲気を味わうことも可能。車の下に潜り込ませれば、トラブルが起こった時に問題のある場所を確認するのにも役立ちます。

Botiful, social telepresence robot for Android by Claire — Kickstarter

ムービーは以下から。


Botifulを作ったのはロボット・エンジニアのClaireさん。


本体にスマートフォンを搭載するとこんな感じ。


くるんと回って後ろ向き。


Androidを持ち上げてカメラの角度を変えることもできます。


子どもを1人で遊ばせるのは親として心配になりますが、Botifulを使えばリアルタイムで子どもの様子を見ることができます。


もちろん部屋の中だけでなく、外でも使用可能。


子どももBotifulに興味津々です。


ミーティングに出られない時でも、話し合いに参加することができます。


仲間の顔を見たり、ホワイトボードを見たりと、リモートでBotifulを自由自在に動かし、見たい場所にカメラを向けることが可能。


また、車の下にも難なく入っていき……


上を見上げて車に不具合がないか確認することもできます。


飲み会やパーティーに予定があわず、これまでなら1人さみしく過ごすしかなかった時でも、まるでその場にいるかのような気分が味わえます。


カメラから見た様子はこんな感じ。


画面の向こうでもビール片手に乾杯!


Botifulはスカイプを利用したデバイス。Botifulのユーザーがオンラインになっている場合、通常のスカイプとはちょっと違ったアイコンが表示されます。


スカイプ経由で電話が掛かってくると……


以下のような場面が表示されます。


タップすれば相手の顔を見ることができます。


この時、電話を掛けてきた相手のパソコンやAndroidでは以下のようなウィンドウが表示され、左側にあるボタンによって電話相手の手元にあるBotifulを動かせるというわけです。


カバンの中からBotifulを取り出す女性。


テーブルにセッティングします。


これによって、通信相手はAndroidを動かし、女性の顔を見ることができるようになります。


Botifulは本体のカラーリングを変更することも可能。こちらはレッド。


ブルー。


トリコロールカラーの「ベリーフレンチ」


ブルーストライプ。


「ウォーリーを探せ」


アプリをダウンロードして動きを登録することもできます。


「Dance」をダウンロードすれば小刻みに踊る動き。


「YES」は首を縦に振る要領で、Androidを載せた部分を動かします。


「NO」は首を横に振るかのような動きです。


さらに、SDKオプションをつけると、新しくアプリを開発したりと、Botifulをカスタマイズすることもできます。


また、このように本体の横にライトセーバーを付けて……


同じくライトセーバーを付けたBotifulとバトルして遊ぶことも。


おりゃー


バタンと相手を倒します。


ヨッシャー


ということで、幅広い使い方ができるBotifulですが、現在商品化のために投資を募っている最中です。締め切りは日本時間で8月22日(水)23時2分。ホワイトのBotifulにソフトウェア開発キットを付けたものは245ドル(約1万9000円)を投資することによって商品化した際にゲットでき、投資額を増額すると本体のカラーリングを変更したり、もらう商品の数を増やしたりすることが可能。投資額が10万ドル(約780万円)を越えたらiPhone用のするBotifulも作られる予定、とのことです。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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