UQコミュニケーションズが次世代規格にWiMAX Release2.1を採用して「UQ WiMAX2+(仮)」提供へ
By imagineWiMax
UQコミュニケーションズがUQ WiMAXの次世代サービスとして「UQ WiMAX2+(仮)」の提供検討を開始しました。これはWiMAX ForumにてWiMAXの新規格「WiMAX Release 2.1」が発表されたことによるもの。
次世代サービス「UQ WiMAX 2+(仮称)」の導入について | UQ WiMAX - ワイヤレスブロードバンドで高速モバイルインターネット
http://www.uqwimax.jp/annai/news_release/201210311.html
UQコミュニケーションズでは2009年2月からUQ WiMAXサービスを提供。9月末時点での人口カバー率は約93%、契約者数は362万加入だとのこと。
現在UQが採用しているのは「WiMAX Release1.0」規格ですが、このたびWiMAX Forumは新たに「WiMAX Release2.1」規格を発表。これは1.0を含む従来のWiMAX規格と親和性を持ち、TD-LTE形式とも互換性を確保したもの。
WiMAX規格のロードマップはこんな感じ。
UQコミュニケーションズはこの「WiMAX Release2.1」規格を採用することで、より高速なWiMAXサービス環境を提供するとともに、すでに整備済みのWiMAXエリアでもシームレスに利用可能な次世代WiMAXサービス「WiMAX2+」の提供を検討するとのこと。2.1規格については、現在UQが総務省に求めている新たな20MHz幅の周波数に導入する予定。
WiMAX Forumの発表はこちら。
The WiMAX Forum® Extends WiMAX Advanced Roadmap to Support Multiple Radio Access Technologies
http://www.wimaxforum.org/press-release/the-wimax-forum-extends-wimax-advanced-roadmap-to-support-multiple-radio-access-technologies
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