ディズニーがルーカスフィルムを買収、スター・ウォーズ エピソード7を2015年公開予定
by Disney
ディズニーが映画「スター・ウォーズ」シリーズや「インディ・ジョーンズ」シリーズを手がけた映画製作会社ルーカスフィルムを買収することを発表しました。リリースによると、2015年には「スター・ウォーズ」の新作であるエピソード7を公開する予定だとのこと。
DISNEY TO ACQUIRE LUCASFILM LTD. | The Walt Disney Company
http://thewaltdisneycompany.com/disney-news/press-releases/2012/10/disney-acquire-lucasfilm-ltd
ルーカスフィルムは設立者のジョージ・ルーカスが株式の100%を所有していますが、これをウォルト・ディズニー・カンパニーが総額40億5000万ドル(約3223億円)で買収します。ディズニーのロバート・A・アイガーCEOは「ルーカスフィルムは設立者であるジョージ・ルーカス氏の並外れた情熱、ビジョン、物語を反映した会社です」とルーカスフィルムを高く評価。世界規模で人気のある作品であるスター・ウォーズと、同じく世界規模で展開しているディズニーとが合わさることで、会社の持続的成長と、かなりの長期的価値が見込める、と語りました。
Lucasfilm
http://lucasfilm.com/
一方で、ジョージ・ルーカスは「この35年間、私の楽しみはスター・ウォーズが世代から次の世代へと引き継がれて鑑賞されることでした。いまが、スター・ウォーズを新たな世代の映画製作者たちに手渡すときなのです」と語っています。スター・ウォーズは自らを越えて続いていく作品であると考えているので、「私の命があるうちに引き継ぐことが大切なのだ」とのこと。
すでにルーカスフィルムはプロデューサーであるキャサリン・ケネディがリーダーシップを取っていますが、この体制についてルーカスは自信を持っており、スター・ウォーズはディズニー内で新たな居場所を見つけて生き続け、さらに何世代にもわたって繁栄するだろうと語りました。
書類にサインするウォルト・ディズニー・カンパニーのロバート・A・アイガーCEOとジョージ・ルーカス。
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「スター・ウォーズ エピソード7」は、これまでのスター・ウォーズ・サーガを受け継ぐもので、2015年公開に向けて製作されるとのこと。もともと「スター・ウォーズ」シリーズはルーカスが全9部作の予定で構想していましたが、諸般の事情により旧3部作+新3部作の6部作が全てで続きは作らないことになったと語られていました。ディズニーによる買収により、ルーカスが思い描いていたオリジナルのスター・ウォーズ・サーガの姿を取り戻すことができそうです。
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