思わず「デカイ」と言ってしまうほどに肉の存在感があるすき家「豚かばやき丼」を食べてみた
蒸して炭火で焼いた豚肉に白髪ねぎと粒山椒を添えた「豚かばやき丼」がすき家から発売されました。豚肉はじっくりと蒸して余分な脂を落とし、甘辛いタレをつけて香ばしく焼き上げてあるとのこと。よりやわらかく仕上げるため、豚肉は下処理(肉をたたいて、筋や線維を断ち切る)を行うことで、ふっくらとハシで切れるほどのやわらかい蒲焼になっているそうなので、実際に食べに行ってみることにしました。
箸で切れるほどやわらかいボリュームたっぷりの蒲焼 すき家の「豚かばやき丼」新発売!
すき家に到着。
「秋の土用の丑の日」は10月31日(水)で、それに合わせたメニューだとのこと。「秋にも土用の丑の日があったのか……と言うかなぜ豚の蒲焼なのか……」と気になるところですが、メニューの写真の器一杯に広がるほどの肉の大きさにはちょっと気持ちが惹かれます。
注文してから約1分という爆速で、「豚かばやき丼(並)」(税込630円)が登場。
写真ほどとまではいきませんが、それでも肉の大きさは十分。
ハシで持ってみるとズッシリとした手応えがあり、見た目の大きさだけではなく重量感も実感できる豚肉です。
トッピングには白髪ねぎと粒山椒。
味付けには甘辛いタレ。
ハシで肉を切ってみたところ筋や繊維の部分にひっかかり、すんなりと切ることはできませんでしたが……
中は脂の乗った肉が見え、染み出してきた脂に食欲がそそられます。
では、いただきます。うなぎの蒲焼のようなタレの香ばしい匂いがもうちょっと欲しいところですが、味の方はタレの味が強すぎることのないいい塩梅になっており、肉のうま味がしっかりと感じられます。
割と肉厚でボリュームは十分。筋や繊維の歯応えが感じられ柔らかいという感じではありませんが、脂身ばかりのギトギトしたものではない肉の風味が味わえます。
牛丼だと肉が無くなった後はタレの味でご飯をかきこむのがスタンダードでしたが、「豚かばやき丼」は肉にボリュームがあるため並サイズではご飯の分量がちょっと足り無いかなと感じました。なので、おなかがすいているときは、ご飯大盛り(税込660円)がオススメ。
600円という価格は定食1つに等しい価格なので、それと比較するとちょっと悩むところではありますが、豚肉のうま味が感じられボリュームも十分なので、大きな肉に魅力を感じるのであれば選択肢としてアリです。
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