Linux開発者リーナス・トーバルズ氏がNVIDIAに対し中指を突き立てFワード発言
Linuxカーネルの開発者として知られるリーナス・トーバルズ氏が、出身地であるフィンランドで大学生向けの講演に姿を見せ、質疑応答の中でNVIDIAに対する不満をぶちまけるという一幕がありました。
Aalto Talk with Linus Torvalds [Full-length] - YouTube
Linus Torvalds on NVIDIA's non-Linux Optimus support: "F*** you" - Neowin
これはフィンランドのアールト大学で行われた「Aalto Talk with Linus Torvalds」というイベントにリーナス・トーバルズ氏が参加した際の映像です。
ゲストとして登場したトーバルズ氏は、学生との話を楽しんでいる様子。
質疑応答の中で、女性から「NvidiaのOptimus技術搭載ノートPCでLinuxを動かそうとしても動かないんですが、サポートはどうなってるんでしょうか」と話を向けられたトーバルズ氏。
「そのことは気付いていたんだ、こうやって話す機会が得られて嬉しいよ」とトーバルズ氏。
トーバルズ氏によると、NVIDIAは取引した企業の中でも最悪の企業だったとのことで、Android搭載のスマートフォンやタブレットに向けてTegraモバイルチップを販売するようになってから、NVIDIAはLinuxに対する姿勢を変えてしまいました。今後もNVIDIAがこの姿勢を変えることはないだろうとトーバルズ氏は考えています。
そして、カメラ位置を確認した上で……
「NVIDIA、ファックユー!」と中指を突き立てたトーバルズ氏。
会場はこれに拍手喝采。
プライベートな場だからこそ漏れてしまった本音というわけではなく、わざわざカメラ目線で言い放ったこの言葉。トーバルズ氏の怒りが伝わってくるようです。
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