息継ぎをする必要がなく泳ぐことのみに集中できるシュノーケル「powerbreather」

水泳の練習をする際に、息継ぎがうまくできずに泳ぐことに集中できないことがあります。そこで、スイマーが泳ぎのみに集中できるよう開発されたシュノーケルが「powerbreather」。後頭部のダクトから空気を入れ、口に装着しているマスクから空気を出す仕組みとなっており、これをつければ泳ぐことのみに集中できるというものです。

powerbreather | future in swimming

こちらが「powerbreather」。新鮮な空気が後頭部のダクトから入ってきて、口元のマスクから古い空気を外へ出してくれる仕組み。

「powerbreather」は輪っかの形で、このように頭の周りにグルッと巻き付けて使用し、どんな頭のサイズにもしっかりフィットするようになっています。

実際に装着するとこんな感じ。

息継ぎをする必要がないため、スイマーは泳ぐことのみに集中することができ、リラックスした状態でトレーニングができるというわけです。

このことにより、初めて水泳の練習をする子どもはもちろんのこと、プロの水泳選手であっても効果的な練習をすることが可能になります。

実際に「powerbreather」を装着して息継ぎすることなくスイスイと泳いでいる映像はこちら。

POWERBREATHER - YouTube


例えばクロールで泳ぐときは、普通このように息継ぎを行いますが

実はこの息継ぎの際には、首から肩にかけての筋肉に負担がかかっており、泳ぐことに集中することを妨げます。

そこで、この「powerbreather」を使うと……

このように息継ぎの必要が無いので、筋肉への負担も解消され、泳ぎのみに集中できます。

「powerbreather」、後頭部のダクトから新鮮な空気が入ってきて、それがチューブを通り口へ運ばれます。

そして、口に装着しているマスクから古い空気を出すようになっています。また、空気の逆流を防ぐ弁が使用されており、従来のシュノーケルのように古い空気がチューブの中に残らないようになっていて、常に新鮮な空気だけが口に入ってくる仕組み。

つまり、息継ぎという負担を取り除くことにより、泳ぎにとことん集中できるのです。

まだ発売には至っておりませんが、近日中の発売を予定しているとのことです。