試食

調理器具一切不要、片付けも1分で完了する「ふりふりホットケーキミックス」


ボウルや泡立て器などの調理器具は一切いらず、牛乳と卵さえあればホットケーキが作れてしまうというのが森永「ふりふりホットケーキミックス」です。数量限定で2012年3月より販売されており、今回は近所のスーパーで税抜158円でした。調理器具が必要ない分、準備も簡単、後片付けのわずらわしさも無しっぽいので、どれほど手軽なのか、そして肝心の味の仕上がりはどうなっているのか、検証するためにも実際に使ってみることにしました。

準備するのはこれだけ。「ふりふりホットケーキミックス」の他には牛乳と卵があればOK。調理器具は一切必要ありません。


これ一つで3人分のホットケーキの分量です。


裏面には調理方法が記載されています。簡単に言うと、「このカップに牛乳、卵、付属のホットケーキの粉を入れて振るだけ」と、準備はいたってシンプル。


原材料は普通のホットケーキと違いはありません。


包装フィルムをはがすとこんな感じ。


容器にも調理方法が書いてあり、調理方法が記載されていた包装フィルムが無くても大丈夫。細かい点ですがこのおかげで調理はグッとスムーズになります。


計量の機能もついており、計量カップは必要なし。


中にはホットケーキの粉(150グラム)が入っています。


では、早速作っていきましょう。まずは牛乳をカップに注いでいきます。


100ミリリットルの線まで注げばOK。


そして、ここに卵を一つ投入。


フタを締めて50回程度振り卵と牛乳を混ぜ合わせるのですが、その様子を動画で撮影したのが以下です。

「ふりふりホットケーキミックス」の容器に牛乳と卵を入れて振ってみた - YouTube


50回も振ると二の腕のあたりに軽い疲労感が生じますが、両手を使うボウルに入れて泡立て器で混ぜ合わせる方法よりは、はるかに楽です。

次に、ホットケーキの粉を入れます。


ただ入れただけだと、下層にある牛乳+卵とうまく混じり合いません。


この商品の説明によると、まずはホットケーキの素を沈ませるために15センチメートルくらいの高さから4、5回落とす必要がある、とのこと。何も事情を知らない人が見ると「彼に一体何が起きたのか……」と心配されてもおかしくないレベルの様子は以下から。

「ふりふりホットケーキミックス」のカップを15cm程の高さから落下 - YouTube


フタを開けてみると、ホットケーキの粉が沈んでいることがわかります。


そして、ここでまたまた50回程度のシェイクを行います。先ほどとは違い、上下にひっくり返すように大きく振る必要があります。そうすることによって、全体がうまく混ざり合わさるというわけです。

「ふりふりホットケーキミックス」のカップを上下逆に振ってみた - YouTube


フタを開けると、ホットケーキの生地がしっかりとできあがっていました。なお、うまく混ざりあっていない場合は先ほどと同じように4、5回落としてからまた振れば大丈夫です。


また、どうしてもキャップの部分にはこのように粉が混じり合わず残ってしまいます。おはしなどで落としてやり、シェイクしてやりましょう。


では、焼いていきます。まずはフライパンを中火であたためた後、ぬれぶきんの上で少し冷まします。こうすることでホットケーキを焼いたときに焦げ付かなくすることができます。


次に、弱火で温めたフライパンの上に、生地を流し込みます。キャップがついているので、このようにフライパンに直接流し込めるのはかなり楽。


約3分焼きプツプツと表面に小さな泡が出てきたら、裏返して……


反対側を約2分焼けば完成です。


良い感じで焼き目のついたホットケーキができました。普段お菓子作りを全くしない人間が調理しても、マニュアルに従うだけで、このようにそれなりのホットケーキができます。


今回の味付けはバターとメープルシロップを使用。


完成です。


味は普通のホットケーキと全く変わらず、またバターとメープルシロップの甘さがマッチする柔らかい食感に仕上がっています。


あまりに小さなサイズで焼くと薄っぺらく中のフワフワ感があまり感じられなくなりますが、手のひらより少し大きめのサイズで焼くと良い感じで中身がフワリと仕上がりオススメ。


調理器具は一切使わず、また生地ができるまで約5分程度と非常に手軽に準備でき、これならばお菓子を作る際の大きな障壁になっていた器具などを準備するわずらわしさから解放されるので、「ちょっと今日はホットケーキでも作ってみるか」と気軽にチャレンジすることができます。シンプルではありますが、潜在的なお菓子の作り手になるかもしれない人のニーズをよく分析している商品です。ただ、問題があるとすれば一度に作れる生地の分量は3人分と大人数で楽しむのには向きません。一人か二人分の朝ご飯やおやつを手間をかけずに作りたいときに使用するというのがベストな使い方です。

調理器具が無い分、後片付けも簡単。容器に水を入れて振るだけで……


中はキレイな状態に。あとはへばりついた生地をスポンジ等でとって洗ってやれば、ものの1分で片付けは完了です。


なお、容器は何度でも再利用でき、市販されているホットケーキの粉は150グラムごとに小分けされているので、また手軽にホットケーキを楽しむことができる、というわけです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
パンケーキが食べ放題、ロイヤルホストの「お好きなだけパンケーキ」でメープルシロップたっぷりのパンケーキを食べてきた - GIGAZINE

トッピングが追加され帰ってきた「お好きなだけパンケーキ」を食べてきた - GIGAZINE

生地にマヨネーズを加えたホットケーキはふんわりサクサクでした - GIGAZINE

まるで薬物を使っている気分になりそうなホットケーキの作り方 - GIGAZINE

「パンケーキの定理」で数学的にパンケーキを焼いてみよう - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.