取材

パタゴニアロゴのモチーフになったフィッツロイとは一体どれほどの山なのか


アウトドアブランド・パタゴニアのロゴマークのモチーフになったのは、アルゼンチンのパタゴニアにあるフィッツロイという山であることはわりと知られた事実ですが、実際どんな山なんだということでこの目で確認してきました。

皆さん、こんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、アルゼンチンのブエノスアイレスにいます。今頃ヨーロッパのハズだったんですが、大失態をこいてしまい、サンパウロからブエノスに強制送還されてしまいました。来週にはヨーロッパへ再アタックするつもりです。


さて、今週はアルゼンチンはパタゴニアのフィッツロイについて。フィッツロイはパタゴニアブランドのロゴのモチーフになったことで知られるパタゴニアを代表する山です。

これがパタゴニアのロゴ


今回、そのフィッツロイが一番美しく見えるという場所までトレッキングに行ってきました。なんとそこでは湖と氷河とフィッツロイの共演が見られるということです。

フィッツロイはこの辺り。アルゼンチンの南に位置します

より大きな地図で フィッツロイ を表示

麓の街・エルチャルテンの街並み


岩山に囲まれた小さな街です


街からもフィッツロイを拝むことができます


朝9時、トレッキングゲートに着きました


左のほうにある「!」マークの地点が目指すビューポイント。赤い線のルートで約4時間の道のり。


ゆるやかな登りが続きます。季節は秋。気温は15度くらいでしょうか。


トトロがいそうな小道


道が分かれています。


右に行くとmirador(展望台)があるようです


10分ほど歩くと、木の陰から光るものが見えました


雪を抱いたフィッツロイ


標高は3375メートル


ここからでも十分存在感があります


向って進みます


紅葉に抱かれたフィッツロイ


左に行くと、ビューポイントなんですが、右に行くと立派な氷河があるというので先に見てきます


お!


馬がいました。


コンコンコンコンコン……見上げると、キツツキでした。


進みます


おお、山の合間に氷河が見えました


陽に照らされて光っています


氷河とは複数年にわたって氷や雪が堆積し、万年雪が圧縮されることで出来る巨大な氷の塊です。


こういう道を歩くとなんかときめいちゃいます


虹がかかっていました


さっきのところまで戻ってきました。今度こそ左へ行きます。


河原に出ました


痺れるくらいに冷たい


急な登りが始まります


乳酸溜まりまくりです


だいぶ登りました。紅葉がめちゃ綺麗。


頂上が見えてきました。あの先にフィッツロイが待っています。


頂上に着いた!と思ったら……


フィッツロイは丘の向こうでした


丘を登りきると……


これは……すごいロケーションです




氷河


フィッツロイ


厳かな雰囲気すら感じます


湖の方へ降りてみましょう


透き通る水


フィッツロイは実に様々な表情を見せてくれました。

夜明け前


空が白み始めて


先が赤く染まり始めます


燃えるフィッツロイ


朝焼けに輪郭がくっきり浮かび上がります


輝くフィッツロイ


鏡張り


何というか、この山は懐が深いです。パタゴニアがフィッツロイをモチーフにした理由がなんとなくわかりました。

(文・写真:世界新聞社/松崎敦史http://sekaishinbun.blog89.fc2.com/

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in 取材, Posted by darkhorse

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