Xperia X10のAndroid 2.3アップデート時期決定、明暗を分けるのはメモリに

3月にソニー・エリクソンが「Xperia X10（日本向けモデルの型番はSO-01B）」のAndroid 2.3アップデートを実施することを告知していましたが、正式な時期が決定しました。

また、Android 1.6から2.1を経て2.3へとアップデートされることになった同機種ですが、アップデートが実施されるか否かを分ける大きな要素として、本体に内蔵されている「メモリ」が挙げられています。

Update on Gingerbread for Xperia? X10 | Product Launch Blog

ソニーグループの携帯電話メーカー、ソニー・エリクソンの公式ブログによると、同社は「Xperia X10」のAndroid 2.3（Gingerbread）へのアップデートを8月上旬に実施する予定であるそうです。残念ながらあくまでグローバルモデルの「Xperia X10」の話であるため、日本向けモデルの「SO-01B」がアップデートされるかどうかや、アップデート時期などは未定。

なお、このアップデートによって「Xperia X10」ユーザーが待ち望んでいたAdobeのFlashコンテンツへの対応やAndroid 2.2から採用された「Dalvik JIT」というコンパイラや「V8 JavaScript エンジン」による動作速度の向上、さらにmicroSDカードへのアプリの保存などが実現。

DLNAには対応しませんが、アップデートしても従来のカメラのUIをそのまま利用できることや、最新のXperiaで採用されているFacebookへのアクセス機能などを備えるとしています。

実際にAndroid 2.3がインストールされた「Xperia X10」のムービー

YouTube - Xperia X10 with Android Gingerbread


ちなみに「Xperia X10」には「Xperia X10 mini」「Xperia X10 mini pro」「Xperia X8」という兄弟機がありますが、これらのAndroidアップデートは実施されず、2.1のままになるとのこと。理由としてXperia X10よりも内蔵メモリが少なく、さらにUIも異なることから、アップデートによって快適な使い勝手を保証できないためであるとしています。

・つづき
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