デザイン

キーボードやペンタブ、マウスなどの機能を1台でカバーできるノートPC「keyless lifebook」


キーボードやペンタブレット、マウスなどPC周りの入力機器を1台にまとめて持ち歩けるノートPCのコンセプトモデルが「keyless lifebook」です。

入力部分がすべてタッチパネルになっているため、キーボードの角度や対応言語、テンキーの位置までも自由に組み替え可能。トラックパッドを自分の利き手の方に置いたり、入力部分一面をトラックパッドにしてペンタブレットのように使ったりすることもできるので、時と場合によって一番作業に適した入力方法を1台で実現でき、しかも持ち運べるというところで、ニーズの多そうな企画となっています。


富士通主催のコンペの優勝候補の1つである「keyless lifebook」の機能説明については以下から。'keyless lifebook' by laura lahti - 'FUJITSU design award 2011' competition shortlisted entry

富士通主催のデザインコンペ「FUJITSU DESIGN AWARD 2011」の最終選考リストに残っているコンセプトが、アメリカのデザイナー・laura lahtiさんが提出したのが「keyless lifebook」です。

「2013年のLIFEBOOK(富士通のノートPCブランド)」というお題にのっとって企画されたもので、入力部分がすべてタッチパッドになっていて、キーボードの配置や対応言語などをさまざまにカスタマイズできます。


左利きであればトラックパッドの部分を一番左側に置いてみたり、アラビア語をよく使う人であればそれに対応したものを表示してみたりと、使う人の用途に合わせていろいろと表示する入力機能を変えることができます。


デザイナー自身が書いた説明文によれば「人間工学に基づいたカスタム可能なキーボードを使えば、タイピングの負担は軽減されるはずです。カスタムは「arrange」ボタンを押して、入力部分である『スライドボード』に表示されたキーボードを、自分が操作しやすいところに指で移動させるだけという簡単な操作で行えます」とのこと。


全面タッチパネルなのでキーを押下する必要はなく、スマートフォンなどと同様にドラッグする操作で入力することもできるとされています。

「Full Trackpad」ボタンを押せば、入力部分がすべてタッチパッドになるため、別途ペンを用意して絵を描くことも可能。デザイナーやイラストレーターといった業種の人が出先で簡単な作業を行うこともできそうです。

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in ハードウェア,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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